スガシカオ / 真夏の夜のユメ [廃盤]

ミニ・レビュー

アコースティック・ギターとストリングスをフィーチャーしたバラード・ナンバーで、いつもよりフェイクを抑えたストレートなメロディ・ラインを淡々と歌い上げている。聴きながら「起きているときに夢を見ている奴に気をつけろ」という言葉を思い出す。

ガイドコメント

スガシカオの「19才」に続くシングル。タイトル曲は連載の方もクライマックスを迎えた話題作の映画版『デスノ－ト』の挿入歌で、ドラマティックなストリングス・サウンドが美しい壮大なミッド・テンポのナンバーとなった。

ニュース

収録曲

01真夏の夜のユメ

アコースティック・ギターの響きを活かしたスロー・バラード。いつもよりフェイクを抑えたストレートなメロディとヴォーカルは、人間の心の闇をシュールに描く映画『デスノート』の挿入歌にピッタリ。

02秘密結社～annex～（feat.AMAZONS）

グルーヴにあふれたビートが弾むファンキーなナンバー。“ねぇ”ときみに語りかけ、“秘密結社を作ってこの薄汚れた世界を救わないか”とファンタジックな夢をクールに歌いかける詞がユニークな世界観を作っている楽曲だ。

03真夜中の貨物列車

コンボ・スタイルのシンプルなトラックをバックに、自分を真夜中の貨物列車にたとえ、明日と次の街への希望を切なく歌う。スガシカオ節ともいえる独特のフェイクを活かしたヴォーカルが心に沁みてくるナンバー。

タイアップ

アーティスト

スガシカオ
1966年7月28日、東京都生まれのシンガー・ソングライター。サラリーマン生活を経て、97年2月にシングル「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビュー。同年9月の『Clover』のスマッシュヒット以降、オリジナル・アルバムをトップチャートに送り……