ミニ・レビュー
4枚目のシングル。(1)は、本人も作詞に加わったレベッカ「フレンズ」風メロディアス・ロック。(2)は、晴天を想起させるレゲエ・サウンド。(3)は、真心ブラザーズの隠れ名曲のカヴァー。元ジュディマリのTAKUYAがプロデュースし、歌唱の緩急が大いに広がった。★
ガイドコメント
1stアルバム『sympathy』がオリコンでトップ10入りするヒットを記録し、渋谷CLUB QUATTROでの初ワンマン・ライヴも大盛況と、勢いづくなか、高橋瞳の第二章のスタートとなる注目作。
収録曲
01コミュニケイション
日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』テーマ曲で、通算4作目のシングル。元JUDY AND MARYのTAKUYAが手がけた憂い気なアッパー・チューンで、高橋も作詞に加わり、意思疎通を願うメッセージがよりリアルに。
02sunshine
「太陽と君」に励まされる日々を歌ったミディアム・チューン。レゲエ風のリズムに乗りながら、孤独感を出さずに伸びやかに歌う点は、高橋の新境地といえる。元JUDY AND MARYのTAKUYAが作・編曲を担当。
03素晴らしきこの世界
1993年の真心ブラザーズの隠れた名曲のカヴァー。前半のフォーク調からラストのパンキッシュな部分まで、我流ながらドラマティックに仕上げているのが見事。特に後半の「ムキムキムキムキ」はクセになること必至。
04コミュニケイション (Instrumental)