ミニ・レビュー
10作目のシングル。(1)は、恋に積極的な女の子の気持ちを綴ったアップ・テンポのナンバー。キレの良いラップ風ヴォーカルが新鮮。(2)と(3)は爽快で陽気なラテン・ポップスで従来の彼女らしさが楽しめる。サントスの突き抜ける高音が新旧の魅力をまとめている。
ガイドコメント
約1年半ぶりのシングルは、ラテンをベースにしながらも、ビジュアル、サウンド共に新しいBON-BON BLANCOを表現した、キャッチーかつインパクトのある振り付けと楽曲だ。
収録曲
01ユラユラ揺れる
畳み込むように言葉が連なる詞とスピード感あるヴォーカルで、恋に積極的な女の子の気持ちを伝える、通算10作目のシングル。彼女らが持つ明るい健康的な雰囲気そのままのサウンドに、心も身体も悩殺されるはず。日本テレビ系『恋愛部活(ラブカツ)』8月度エンディング・テーマ。
02100mileの南風にのって
夏の南風に乗って恋に突き進もうと歌うカリプソ風ポップス。「海岸通りのマージービート」「砂まじりのキス」など、歌詞にも南国の情景がリアルに浮かぶ小道具が揃っていて楽しい。前奏のコンガや間奏のマラカスなども演出効果大。
03free bird
夢に向かいがむしゃらに走ってきた自分を振り返って戸惑う、という内容のフュージョン・ポップス。力強く突き抜けるサントスのハイトーン・ヴォイスが、「ここから飛び立とう」とする気持ちを増幅させるように響くナンバー。