ミニ・レビュー
1年7ヵ月ぶりのシングル「G4」、氷室京介とのコラボ「ANSWER」を経て、3ヵ月連続リリースの3枚目は、夏の火照りを抑えるようなバラード。TBS系『恋するハニカミ!』2006年7〜9月のテーマ曲。(2)と(3)はGLAYらしいロック・ナンバー。(3)はTERUが作詞・作曲した。
ガイドコメント
2006年9月発表のシングル。氷室京介をフィーチャーした「ANSWER」から一転する珠玉のバラード・ナンバーで、GLAYならではのキャッチーなメロディが魅力だ。TBS系バラエティ番組『恋するハニカミ』の主題歌。
収録曲
01夏音
風鈴を思わせる鉄琴の音にピアノと弦楽器が重なり幕を開ける、切なくも美しいバラード。亡くなった恋人を思う“僕”の心を無駄のない繊細な言葉で綴っている。喪失感を漂わせる、TERUの痛々しい歌声が感動を誘うナンバー。
02変な夢〜THOUSAND DREAMS〜
ライヴ感が漂う高速ビートのロック・ナンバー。彼らが売れない時代に受けた、世間の冷たい反応を振り返り、“それでも夢を諦めるな”というメッセージを若者たちに送っている。シャウトを交えファンキーに歌うTERUの声が熱い。
03Lock on you
ディスコ調ロック・ナンバー。NYの5人組バンド、“シザー・シズターズ”を思い描いて弾いたというJIROのベースが激しく熱い。TERUのセクシーな歌声が、グラム・ロック調の怪しげな雰囲気を作り出している。