インディ時代の1stシングル曲。℃-uteのイメージである“まっさらぴん”をダンサブルかつアグレッシヴに表現している。たたみかけるようなディスコ・ビートと韻を踏んだ詞がとにかくノリノリで、先制パンチを食らわすような勢いあるナンバーだ。

インディ時代の4thシングル曲。記号を駆使したタイトルの「わっきゃない（Z）」とは、「訳ないぜ（It's easy）」という意味。平成生まれの彼女たちの弾けるような魅力が全開のアップ・テンポなナンバーだ。

インディ時代の2ndシングル曲。「今、この瞬間しかない」という、少女の刹那的な感情をエモーショナルに歌い上げるナンバー。生音ギターとベースがロック風だが、ディスコ・ビートとコーラスは、昭和サウンドを彷彿とさせる懐かしさに満ちている。

インディーズでリリースされた3rdシングル曲。ウィスパー・ヴォイスにピコピコとした電子音が絡むループが、なんともキュート。時間感覚が早いといわれる10代の1日を主題にした詞は、10代はもちろん、以前に10代だった大人もハッとさせられる。

エコーの効いたAメロが切ないミディアム・ポップ・ナンバー。Bメロやサビへかけてのヴォーカル・リレーも完璧。日常のちょっとしたできごとからの寂しさや焦燥、倦怠や憧憬が、「青春」というテーマのもとで、見事に描かれている。

萩原舞と岡井千聖がメイン・ヴォーカルを務めるナンバー。まだあどけない歌声が、初恋の新鮮な気持ちを表現した詞にピッタリとマッチ。アップ・テンポの曲調とは対象的に、スロー・テンポな恋の展開にはハラハラさせられる。

YMOを思わせるテクノ風イントロから始まる、壮大な近未来ストーリー。強めのベース・ラインが、ファンキーなクラブ風ダンス・ミュージックを思わせる。ピュアなヴォーカルで「恐れないで！ ためらわないで！」と歌う姿は、情熱的で胸にグッと迫るものがある。

ハロプロの先輩である、T＆Cボンバーのカヴァー。ヒップホップ風の原曲を、ストリングスやホーンを採り入れたジャジィなアレンジでメロディアスに仕上げている。曲調は落ち着いているものの、グッと若々しくなった歌唱により、全体的に飛び跳ねるようにポップな印象だ。

ハロプロの先輩、T＆Cボンバー（当時、太陽とシスコムーン）のカヴァー。生音のブラスとストリングスが効いた原曲を、エレクトリックなユーロビートへ大胆にアレンジ。一人一人の力強い歌声がこれからの成長を予感させる、心強い気持ちになるアッパー・チューンだ。