ミニ・レビュー
初出は7年前。『Gilminoso』と題されたアート・ブックの付録CDだった。他人への提供曲を含め、69年以降の作品をギター弾き語りでセルフ・カヴァー。地味な印象はさすがにぬぐえないが、盟友カエタリーノのようなはったりがないぶん、安心して聴ける。
ガイドコメント
現代ブラジル音楽界における最高のシンガー・ソングライター、ジルベルト・ジルが、40年余りのキャリアで残した名曲の数々を全編弾き語りで綴る。ファンの間で傑作との呼び声も高い1枚だ。
収録曲
01プレシーゾ・アプレンデール・ア・ソー・セール (ただいることを学ばないといけない)
02アキ・イ・アゴーラ (ここ、そして今)
03コッポ・ヴァジーオ (空っぽのコップ)
04ヘチーロス・エスピリトゥアイス (黙想)
05オ・セウ・アモール (自分の愛)
06テンポ・ヘイ (時の神様)
07オ・ソン・ダ・ペッソーア (人の響き)
08セレブロ・エレトロニコ (電子頭脳)
09ア・ハッサ・ウマーナ (人類)
10ヴォセ・イ・ヴォセ (あなたとあなた)
11スーペル・オーメン-ア・カンサォン (スーパーマン-歌)
12ヘベント (とどろき)
13メターフォラ (隠喩)
14メヂタサォン (瞑想)
15オ・コンポジトール・ミ・ヂッシ (作曲家が言うんだ)