ミニ・レビュー
約8ヵ月ぶりのセカンド・シングル。プロデューサーにROVOの益子樹を迎えたことによりサウンドが一段とカラフルになり、ポップなメロディが一段と輝きを増して、聴く者の心に迫ってくる。あくまで味付け程度ながらも、シンセの使い方がセンス抜群!
ガイドコメント
4thアルバムからの先行シングル。DUB SQUADやROVOでの活躍で知られる益子樹と初のタッグを組んだ意欲作だ。カップリングの「クオークの庭」は、メンバー再編の際に加入した戸高賢史が詞・曲を手がけている。
収録曲
01テュペロ・ハニー
ギターのカッティングが印象的なイントロから躍動感たっぷりにスタートするパワー・ポップ・ナンバー。プロデューサーの益子樹によるシンセのサウンドとにかくかっこいい。普遍的なギター・バンドとはまた一味違う、高いセンスがあふれる1曲。
02その指で
クールな16ビートのカッティング・ギター、フワフワとしたエレピ、キュートな音色のシンセと、サバービアな感覚に満ちたミディアム・チューン。中盤以降にはレア・グルーヴでは王道のワウワウ・ギターも登場。クールに終わるかと思いきやいきなりテンポが倍速となるアレンジ・センスが見事だ。
03クオークの庭
ヘヴィになりすぎずアップ・テンポでまとめあげたロック・テイストのナンバー。ギターの戸高賢史による作品で、さまざまなバッキング・パターンを使用しているギター・アレンジと益子樹のシンセが、楽曲に上手く彩りを添えている。