ミニ・レビュー
10,000枚限定の7枚目のシングルは、映画『悪魔探偵』エンディング・テーマ。チェンバロ風のキーボードをバックにしたイントロから怪しさと不安をかもし出していておどろどろしい。ヘヴィな部分とクールな部分が見事に融合されていて、その対比がおもしろい。
ガイドコメント
フジファブリックの7枚目となるシングル。塚本晋也監督の映画『悪夢探偵』のエンディング・テーマ曲で、印象的なメロディと志村正彦の少し鼻にかかった歌声が絶妙にマッチしている。
収録曲
01蒼い鳥
チェンバロ風のキーボードをバックに、2声の淡々としたハーモニーが不安と恐怖を醸し出すミディアム・スロー・ナンバー。ヘヴィな部分とクールな部分の対比がおもしろい。映画『悪夢探偵』エンディング・テーマ。
02東京炎上
金澤ダイスケのアナログ・シンセがフィーチャーされた16ビート・ロック・チューン。70年代プログレのごとく大々的にソロを弾いている。ギターが4分打ちするシンプルなヴァースと激しい16ビートとのめまぐるしい展開が彼ららしい。「ダバダバ」している歌詞もユニーク。