ミニ・レビュー
アシュケナージがチェコ・フィルの首席指揮者に就任した年の録音。なぜかお蔵入りになっていたもの。なぜお蔵入りだったの? という疑問がわくほどの演奏。指揮は、ちょっと野暮ったいところもあるけれど、そこが、特に「ティル」などにぴったりで面白く聴けた。★
ガイドコメント
98年に録音してなぜか埋もれていた音源が、SA-CDハイブリッドで甦った。故ティルシャル在籍時のチェコ・フィルが美しくも迫力満点の演奏を繰り広げている。日本からの委嘱作なども聴きものだ。
収録曲
R.シュトラウス:
01皇紀2600年奉祝音楽op.84
02交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
03交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
演奏
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団