ミニ・レビュー
ガスパリーニ(1688〜1727)はヴィヴァルディに先行してヴェネツィアで活躍した作曲家。65の歌劇や室内楽カンタータを残した逸材ながら、ほとんど知られていない存在だ。フランス気鋭のフォンス・ムジケによる演奏は精彩きわまりなく、肉薄する。圧巻である。
収録曲
ガスパリーニ:
012声のカンタータ「わたしにはわからない」〜ソプラノ、アルト、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
02カンタータ「ラ・ロンタナンツァ (離れているということ)」〜独唱、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
03シンフォニア (=3声のソナタ)〜2挺のヴァイオリンと通奏低音のための
04カンタータ「死ぬことなど思いもよらぬ者は」〜独唱と通奏低音のための
052声のカンタータ「ドーリとダリーゾ」〜ソプラノ、アルト、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための