ミニ・レビュー
通算32枚目のシングル。草野の柔らかなヴォーカルが、バンド・サウンドに絡み鳴り出すと、そこはもうスピッツ・ワールド。温かさとほどよい切なさをスパイスしたミディアム・ナンバー。前のめり疾走系ロック・チューン「ラクガキ王国」も、実は彼らの得意とするところなのだ。
ガイドコメント
2007年4月発表のシングル。亀田誠治をプロデューサーに迎えた、原点回帰とも言うべきスピッツ節が全開の爽快なナンバーだ。ジャケット・ワークやイラストにも彼らの世界観が表現されている。
収録曲
01ルキンフォー
柔らかいメロディにコーティングされた温かさと切なさ。まさにスピッツの王道といったミディアム・チューン。サウンド・プロデュースに亀田誠治を迎えて作り上げた爽やかなバンド・サウンドに、草野のヴォーカルが優しく寄り添っている。
02ラクガキ王国
草野ならではファンタジックでひねりのあるリリック。プレステにもこんなタイトルのゲームがあったが、こちらはスピッツ・ワールド全開のロック・チューン。激しいギター・リフとリズム隊が駆けめぐる、スピード感あふれる爽快な仕上がりだ。