ミニ・レビュー
15枚目のシングルは、2000年代後半のR&Bのモードをフィーチャーしたカヴァー(原曲は古内東子)。J-POPのスタンダードともいえるこの曲を、24歳のリアルをたっぷりと含ませながら、鮮やかに歌い上げている。「Lie」は、“男のウソ”をテーマにしたダンス・チューン。
ガイドコメント
ソウル/R&Bシンガー、Soweluの通算15枚目となるシングルは、古内東子の名曲を独特のシルキー・ヴォイスでカヴァー。オリジネイターの古内がピアノを担当しているのも興味深い。
収録曲
[Disc 1]
01誰より好きなのに
宇多田ヒカルの楽曲を手がけたことで知られるクリエイター、河野圭のアレンジによる古内東子のカヴァー。古内の代名詞的なラヴ・バラードを、2000年代R&Bのエッセンスを交えながら切なく歌い上げている。
02Lie
パワフルかつ骨太なビートのなかで“男のウソ”を断罪する歌詞が響くダンサブル・チューン。愛情と背中合わせにある憎しみの念を、リアルかつダイナミックに描き出すヴォーカルからは、彼女の幅広い表現力が伝わってくる。
03誰より好きなのに (less vocal)
04Lie (less vocal)
[Disc 2]〈DVD〉
01誰より好きなのに
02Making of 誰より好きなのに
035th.Anniversary 特別企画映像Part1