ミニ・レビュー
6枚目のシングルは、テレビ東京系アニメ『BLEACH』EDテーマ。ヴォーカルの橋本絵莉子が高校時代に制作し、徳島時代にも演奏していた切ないナンバーがアニメの内容とリンクした。「コスモタウン」はポップなナンバー、「リアル」は歪んだギターのヘヴィ・ロックと、三人の個性が表われている。
ガイドコメント
2007年の第3弾シングルは、人気アニメ『BLEACH』のエンディング・テーマ。ヴォーカルの橋本が高校生の時に書き上げたアマチュア時代の名曲で、切ない詞と骨太なサウンドが融合したロック・ナンバーに仕上がっている。
収録曲
01橙
ヴォーカル&ギターの橋本絵莉子が高校3年の時に書き下ろしたという、10代特有の不安・葛藤がヴィヴィッドに刻みこまれたナンバー。テレビ東京系アニメ『BLEACH』のエンディング・テーマに使われている。
02コスモタウン
インディ時代から演奏され、コアなファンからはすでに大きな支持を受けていたナンバー。彼女たちらしいキャッチーなメロディと独特の凝ったアレンジが、きらめくような化学反応を起こしている。
03リアル
ディストーションをかけまくって歪ませたギター・サウンド、ふわふわと浮遊感を感じさせるドラミング、そしてささやくような橋本絵莉子のヴォーカリゼーション。リリカルな叙情性をたたえた、ドラマティックなナンバーだ。