ミニ・レビュー
いまはいちばん遠いところへ行ってしまった最愛の女性−−終わってしまったひとつの恋に対する思いを切々と歌い上げるバラード・ナンバー。SEAMOの持つ“歌モノ”に対するセンスがはっきりと表われた作品と言えるだろう。切ない情感を描きだすストリングスもいい。
ガイドコメント
2007年第3弾となるシングルは、秋にぴったりのメロウ・チューン。ミドル・テンポのサウンドが心地良いラヴ・ソングで、忘れることのできない想いを綴ったヴォーカルが感動を誘う。
収録曲
01軌跡
ピアノとアコースティック・ギターによって導かれるのは、“いちばん、遠くへ行ってしまった”最愛の女性に対する痛々しいまでの想い。「マタアイマショウ」に代表される、SEAMOの切なくてメロウな部分がクローズアップされたバラード。
02好奇心
ジャズのエッセンスをフィーチャーしたトラックのなかで伝わってくるのは、情報を貪欲に求めることを必要とされる現代をモチーフにした意味深なメッセージ。重く、豊かなヴァイブレーションを生み出すベース・ラインがカッコいい。
03天狗〜祭りのテーマ〜 (RAM RIDER REMIX)
04軌跡 (Instrumental)
05好奇心 (Instrumental)