ミニ・レビュー
男性5人編成のロック・バンドのサード・シングルは、インディーズ時代から温めてきた必殺のロック・バラード。愛する人が去っていくなかでの困惑と後悔、未練などが交じり合い、自分への苛立ちとして襲ってくる。この若さゆえの衝動が胸に迫ってくる。
ガイドコメント
5人組ロック・バンド、ONE OK ROCKの2007年10月発表の3rdシングル。前作に引き続き、平出悟のプロデュース作で、みなぎる自信を感じさせるヘヴィ・チューンに仕上がっている。
収録曲
01エトセトラ
インディ時代から温めてきたという3rdシングルは、力強いヴォーカルが印象深いロック・バラード。切なさと怒りが混じり合う去っていった恋人に対する思いが、へヴィなサウンドの中に封じ込められている。
02後悔役に立たず
iNAを迎えて放つ、ビートの効いたラウドなロック・チューン。自分の過ちにようやく気付いた男の悩みをストレートに歌う。洋楽と邦楽のテイストを合わせ持つサウンドに乗せて、Takaの高音ヴォーカルが響きわたる。