ミニ・レビュー
3枚目のシングル。「雪星」は、煌めく上質のポップス。清潔感と浮遊感が融合したヴォーカルに、ウィスパー系のコーラスが溶け合い心を躍らせる。「そして僕は途方に暮れる」は、大沢誉志幸のカヴァー。原曲の、近未来的な雰囲気漂うアレンジをうまく21世紀スタイルに昇華させた。高音の美声が栄える。
ガイドコメント
ポップでキャッチーな楽曲が魅力的な、高杉さと美の3rdシングル。透き通ったヴォーカルが心地良いウィンター・ソングで、万人から愛されそうな歌声を披露している。大澤誉志幸の楽曲も収録するなど、聴きどころ満載だ。
収録曲
01雪星
冬の恋人たちの煌きを歌ったラヴ・ソング。彼女自身による浮遊感漂うウィスパー・ヴォイスのコーラスも、まるで新雪のようにキラキラと輝きを放っていて眩しい。雪を“空から降る星”とたとえるリリックが、キュートで愛らしい。
02そして僕は途方に暮れる
大沢誉志幸のヒット曲をカヴァー。原曲の近未来的で無機質なアレンジから、女性らしく質感のあるエレクトリック・サウンドへ昇華させている。感傷的なヴォーカルは、男性の途方に暮れるリアルな情感が伝わってくる。
03雪星 (instrumental)
04そして僕は途方に暮れる (instrumental)
05旅人 (Travelin' Desert Mix) (初回のみ収録)