ミニ・レビュー
4枚目のシングルは、ノイジィな爆音サウンドのイントロから一転、メロウなメロディが粉雪の舞うなか美しく響く幻想的なロック・バラード。男っぽさと透明感にみちたヴォイスで、天国へ旅立ったキミへの思いを歌い上げるヴォーカルが、ゾクゾクするほどせつなくいとおしい。
ガイドコメント
Janne Da Arcのヴォーカリスト、yasuによるソロ・プロジェクトの4thシングル。楽曲はもちろん、PVも自らがプロデュースするという多才ぶりを発揮し、バンドとは異なる世界観やサウンドを提示している。
収録曲
01冬の幻
ノイジーでハードなイントロからしっとりとしたヴォーカルへとドラマティックに展開するロック・バラード。天国へ旅立った“キミ”を探し求め、“粉雪の舞うなか幻でもいいから逢いたい”とせつない思いを表現している。
02恋一夜 (Recreation Track)
88年に工藤静香が歌い大ヒットした曲(松井五郎・作詞、後藤次利・作曲)のカヴァー。シンセの響きを効果的に使ったアレンジで、高音の美しいヴォーカルとともに狂おしいほどの思いが伝わってくる名曲。