ミニ・レビュー
紅白出場で波に乗る、アイドル・グループの9枚目のシングル。タイトルから一瞬、すれた感じの曲かと思うが間逆。恋愛というものに真正面から向き合い、弱さに流されない“自分”を持つためのキーワードとなる。歌謡ロックなメロディと、勢いのあるヴォーカルの相性は最高。
ガイドコメント
秋葉原発の“会いに行けるアイドル”をコンセプトにしたアイドル・ユニット、AKB48の2008年第1弾シングル。選抜メンバー16名による激しいダンス・ナンバーで、迫力充分、聴きごたえ抜群に仕上がっている。
収録曲
[Disc 1]
01ロマンス、イラネ (Original Mix)
同世代への問題提起とも受け取れる、等身大の表現によるナンバー。一瞬ドキリとするタイトルの裏側には、弱さに流されない“自分”を持つための自己意識が垣間見える。緊張感とスピード感が交差した攻撃的なサウンドが格好いい。
02愛の毛布
温かさにあふれたピースフルなナンバー。“私たちはひとりきりじゃない”と訴えるリリックは、ユニゾンで歌われるからこそ説得力がある。たくさんの人に聴かれて成長し続ける楽曲といえる。歌い繋いで欲しい、ひとつの反戦歌。
03ロマンス、イラネ (Original Mix) (Instrumental)
04愛の毛布 (Instrumental)
[Disc 2]〈DVD〉
01ロマンス、イラネ (Video Clip)
02Making of「ロマンス、イラネ」