ミニ・レビュー
20代最初のシングルは、四つ打ちのミディアム・ビートと切ないメロディがひとつになった「SAYONARAベイベー」、シャニースの「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」のコーラスをサンプリングしたポップ・チューン「恋シテル」の両A面。奥深さを増したヴォーカル力が光る。
ガイドコメント
加藤ミリヤ、20代初のシングル。新機軸となる、ジャンルの枠を超えたトラックが話題のサマーチューンと、大ネタ、Shanice「I Love Your Smile」サンプリングの両A面シングル。
収録曲
01SAYONARAベイベー
恋人同士の会話スタイルで展開する13thシングル。恋に落ちてからすれ違っていく経過をダンサブルなトラックに投影する。“あなたの携帯いつもロック”などリアリティある詞のセンスは、少女と大人の狭間にいるミリヤならでは。
02恋シテル
“トゥルットゥットゥトゥールルル”の愛らしい惹句が耳を引く、シャニース「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」を拝借。元来微笑ましい曲だが、“本気に好きになってもいいですか”と急速に恋へと発展する乙女心を描写した詞世界が絶妙なウキウキ感を作っている。
03PERFECT PITCH
04SAYONARAベイベー (INSTRUMENTAL)