ミニ・レビュー
自らナレーションも担当しているNHKテレビ小説『だんだん』主題歌でもあるシングル。山下達郎お得意の華麗なコーラスがフィーチャー、ロッカ・バラード(12/8拍子)のリズムにのって、どこかオールディーズっぽい雰囲気を持ったミディアム・ポップ・ナンバー。
ガイドコメント
2008年11月発表のシングルは、自身がナレーションを担当しているNHK朝の連続テレビ小説『だんだん』主題歌。カップリングには、作詞を伊集院静、編曲を服部克久が手がけた楽曲やRCA時代の名曲の2008年ヴァージョンを収録している。
収録曲
01縁 (えにし)の糸
自身がナレーションでも出演した島根と京都を舞台にしたNHK連続テレビ小説『だんだん』主題歌となった37thシングル。安らぎと温もりがあふれる定番の3連ロッカ・バラードに乗せ、出逢いの不思議と歴史的なロマンを歌っている。
02最後のタンゴ
NHKラジオ『ラジオ深夜便』“深夜便のうた”へ向けて、「さよならはダンスの後に」を意識して作ったという曲。伊集院静の純文学的な詞と悲恋を醸し出す服部克久のアレンジで、深紅とセピアが往来する大人の黄昏を描く。昭和をしのばせる粋な歌謡曲だ。
03アップル・パップル・プリンセス ('08 New Remaster)
04縁 (えにし)の糸 (オリジナル・カラオケ)
05最後のタンゴ (オリジナル・カラオケ)
仕様
CDエクストラ内容:元気を出して (ミュージックビデオ)