ミニ・レビュー
メジャーから2枚目となるシングル。冬のリリースということで、雪景色の中で描かれるダンサブルなラブ・ソング。若手バンドの中で断トツと言われている演奏力の高さを発揮。センスあるフレーズとアレンジで、良質なポップスを作り上げている。
ガイドコメント
幅広い人気を獲得しているロック・バンド、シドのメジャー第2弾シングル。疾走感あふれるサウンドの中で、哀愁をたたえたメロディが良く映えている。彼らのソングライティング力の高さが窺える仕上がりだ。
収録曲
[Disc 1]
012℃目の彼女
偶然再会した昔の恋人に永遠の愛を誓うストレートなラヴ・ソング。マオの清廉なヴォーカルが伸びやかに響き渡る一曲で、冬の空気を思わせる清涼感のあるスタイリッシュな仕上がりだ。楽曲全体で鳴らされるギターのブラッシングが小気味よい。
02泣き出した女と虚無感
歯切れのよいアコギと鉄琴の音が絶妙なアクセントとなったジャジィなミッド・ナンバー。抑え気味なメロから感情的なサビへと展開するメリハリのあるヴォーカルは見事。官能的な大人の恋愛を、哀愁漂うサウンドにのせて情感たっぷりに歌い上げている。
03お別れの唄 (Live at 日本武道館 2008.11.2.)
[Disc 2]〈DVD〉メジャーデビュー記念ライブ 日本武道館 2008.11.2.(Ver.A)