ミニ・レビュー
2008年、羞恥心で大ブレイクした上地雄輔が“遊助”名義でリリースするソロ・デビュー曲。2008年10月のヘキサゴン・ファミリー・コンサートのサプライズで発表した曲で、歌詞は本人書き下ろし。タイトルは本人が大好きな花。「さくら物語」は“聴く映画”をイメージして企画したラップ入りの曲。
ガイドコメント
上地雄輔が“遊助”名義で発表するソロ・シングル。歌詞、ジャケットなどを本人がトータル・プロデュースした意欲作で、人間味あふれる歌ものラップを披露している。フジテレビ系ドラマ『上地雄輔物語』主題歌。
収録曲
01ひまわり
フジテレビ系『上地雄輔ひまわり物語』主題歌となった1stシングル。時には悲しい別れもあるけれど、ひまわりのように明るい笑顔でまた歩き出そうと綴る遊助の想いがあふれたメッセージ・ソングだ。ややはかなげなギターやストリングスが効果的だ。
02さくら物語
本人出演のマルコメ「液みそ」CMソング。キッズとともに歌う“さくら ららら〜”のパートが強く耳に残る曲で、自然と体を左右に揺らしてリズムをとりたくなる。卒業を感傷的過ぎず、ほのぼのと描くところが遊助らしい。加藤あいが生徒役として声で出演。
03そよ風
村山晋一郎によるぬくもりあふれたメロディが特色。どうにもならない時の流れを“生まれ定めは風まかせ”と表現、今ある幸せに気づいて上を向いて歩こうと諭す。気まぐれだがどこか憎めない歌唱スタイルもあいまって、平成の“寅さん”といえるかもしれない。
04ひまわり (Instrumental)