吉田拓郎 / 午前中に…

はてなブックマークに追加
吉田拓郎 / 午前中に…
CD
  • アーティスト:
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    avex trax
  • 規格品番:
    AVCD-23840
  • 価格:
    3,300 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
    吉田拓郎 / 午前中に…をAmazon.co.jpで購入する吉田拓郎 / 午前中に…を@TOWER.JPで購入する吉田拓郎 / 午前中に…をHMV.co.jpで購入する吉田拓郎 / 午前中に…を楽天ブックスで購入する吉田拓郎 / 午前中に…をTSUTAYAで購入する
ミニ・レビュー
6年ぶりのオリジナル・アルバムは、全編、拓郎節の全10曲。その時々の思いをそのまま唄ってきた人らしく、人生を振り返る境地に至った心情を素直に描き出す。過ぎ去りし頃を唄っても、決して後ろ向きにならない骨っぽさが、なによりもこの人の魅力だ。
ガイドコメント
エイベックスへ移籍しての第1弾リリースとなる、実に6年ぶりのオリジナル・アルバム。収録曲のすべてが書き下ろしという意欲作で、彼の等身大の想いが表現されている。国内のトップ・アーティストが参加。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    16位 (2009/4/13)  ⇒  31位 (4/20)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    17位 (2009/4/13)
  • TOWER RECORDS ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム
    8位 (2009/4/13)  ⇒  12位 (4/20)  ⇒  19位 (4/27)  ⇒  17位 (5/4)
収録曲
01ガンバラナイけどいいでしょう
一見ネガティヴな“頑張らなくてもいい……”というスタンスもあっていいと肯定する拓郎流応援歌。希望を見出せず、虚無感や無関心などが当たり前のようにはびこる日常において、自分らしくあるためのマイペースの良さをホロッと語り歌う。
02歩こうね
朝日の陽光を受けるような、清々しく温かなムードに包まれたスロー・ナンバー。人生という名の旅を続けるすべての人たちへ、“歩こうか、歩けるネ”と優しくそして強く語りかける歌唱が沁みる、人生賛歌となっている。
03フキの唄
フキは茎も葉も、たけのこは固いところも好きという比喩を用いて、美味しいところばかり求めるのが人生じゃないと説いた教訓ソング。貧しくても平和ならそれでいいと自身の経験を含めて語る拓郎の歌唱は、せかせかするなよと肩をたたく兄貴のよう。
04真夜中のタクシー
拓郎と運転手のタクシーでのやりとりを、一人二役でこなしながら綴られるほんわかフォーク。東京出身だけどタイガース好き、若手ゴルファーの活躍、移り変わる街並みなどの会話をはさみながら、人情味ある真夜中の東京の風景を描き出す。
05季節の花
都会暮らしも久しい鹿児島生まれの拓郎が、虚ろな時にふと花を見つめてその健気さから生きる力を実感する歌。“また雨が降り、またウソをつき……”と語る拓郎を、陽気なギターや威勢のいいドラムなどが励ましているようで微笑ましい。
06今は恋とは言わない
すれ違いと意地の張り合いばかりの夫婦模様を描きながら、素直に愛情を伝えられない男の心情を歌う。年を重ねるにつれ出会った頃の恋心は失われても自分たちらしくそれなりに生きていこうという、拓郎らしい第二の人生を生きる夫婦へのメッセージ・ソングだ。
07ウィンブルドンの夢
何気ない日々も青春時代のように思いを馳せれば、また歩き出せるんだよという人生応援歌。シンプルでフォーキーなサウンドに乗せて、“ウィンブルドンにも出たかった”“ワールドカップも出たかった”と無邪気に、清々しく歌うさまが痛快。
08早送りのビデオ
ゆったりとした旋律の上で、自分の人生を“早送りのビデオ”のようと振り返る、中年の気持ちを代弁した歌。後悔とジレンマを重ねて日々進んだだけだったといいながら、まだまだ負けんと反骨心をほのかに見せるあたりに、拓郎らしい気概が見て取れる。
09Fの気持ち
“ドキドキしながらCから”“Bなんてややこしい”など何やら意味深にアルファベットを羅列するが、これはギター・コードの話。とはいえ、“そちら”に無関係とはいかず、ギターが女ならFは男の権利と言い切るところが楽しい。明るく突き抜けるサビも爽快。
10あなたを送る日
人生での“別れ”に際して、大切な人に送る感謝の歌。別れが現実になってはじめてわかった心境を、しみじみと、しかしながら前向きな歌唱で披露している。楽曲も朗らかで、明るいはなむけのようなアウトロもにぎやかでいい。
タイアップ
  • 「ガンバラナイけどいいでしょう」 - アサヒ飲料「ふんわり」TV-CMソング
アーティスト
  • 吉田拓郎
    1946年4月5日、鹿児島に生まれ、広島で育つ。高校時代からバンド活動を始め、68年に広島フォーク村結成に参加。70年にフォーク村の仲間たちとアルバムを発表。同年秋『青春の詩』でデビュー。翌71年『人間なんて』がヒットしてフォーク界の寵児と……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015