ミニ・レビュー
弦一徹によるストリングスのドラマティックなイントロから一転しての静かなヴォーカル・パートが聴く者を引き込んでいく。サビへ向かってどんどん盛り上がっていくメロディ、ファンや大切な人へ伝えたいポジティヴな歌詞。彼らのデビューから10年の思いがたっぷりと詰まっている28枚目のシングル。
ガイドコメント
メジャー・デビュー11年目に入る2009年9月9日発表の、通算28枚目となるシングル。「この胸を、愛を射よ」は詞曲を新藤晴一が担当したミディアム・バラードで、バンドのさらなるスケール・アップが感じられる仕上がりとなっている。
収録曲
01この胸を、愛を射よ
2009年9月8日にデビュー10周年を迎え、翌日11年目に突入すると同時に発表された28thシングル。君のことを誰よりも強く思っていると綴る詞、温もりあるピアノとストリングスのサウンド、岡野の柔らかい歌声、そのどれにも優しさを感じる。
02ダイヤモンド
“ダイヤモンド”のような強さと輝きを求めて新しい世界へ歩き出す意志と勇気を前向きに綴る。リズミカルで明るいサウンドに乗る岡野の弾む歌声が、新境地へ足を踏み入れることの不安や迷いを吹き飛ばしてくれる。住み慣れた街を旅立つ若者の励みになる一曲。