ミニ・レビュー
国民的ロック・バンドとなった三人組の7枚目のシングルは、アッパー・カットなラブ・ソング。スウィート過多なフレーズを歌謡曲テイストのメロディとバリバリなロック・ビートで聴かせる力技は、ベタを通り越して爽快感300%。DAIGO自身が作詞・曲を手がけた「Winter Bell」は、思わずこみ上げてしまう正統派クリスマス・ソング。
ガイドコメント
斬新かつ実験的なサウンドが効いた「LOVE FIGHTER〜恋のバトル〜」、クリスマスのバラード「Winter Bell」ほかを収録した7thシングル。DAIGO渾身の作詞で贈る、ネクスト・ステージともいうべき仕上がりだ。
収録曲
01LOVE FIGHTER〜恋のバトル〜
ゴングの音で始まる、ノリノリのダンス・チューンに仕上がった7thシングル。恋の駆け引きをボクシングに例え、“ノックアウト”“クリンチ”といったボクシング用語を取り入れたユニークな歌詞が特徴。進化し続ける彼らの挑戦的な姿勢を感じる一曲だ。
02Winter Bell
日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』エンディング・テーマに起用されたクリスマス・ソング。恋人と過ごす喜びをストレートに綴った詞を、優美なサウンドに乗せて歌う。DAIGOの人柄がにじみ出た優しく温かいバラードに仕上がっている。
03Birdman (Acoustic Version)
1stアルバム『BREAKERZ』収録の同名曲のアコースティック・ヴァージョン。傷ついた羽でもう一度空を飛びたいと苦悩する内容は、彼ら心の内が吐露されているかのよう。切望的なDAIGOの歌唱が胸に刺さる一曲だ。
04LOVE FIGHTER〜恋のバトル〜 (ガチアゲ バトルミックス)
オリジナルよりさらにアゲアゲのトラックに生まれ変わった“ガチアゲ バトルミックス”。フットワークの効いたノリのよいサウンドにDAIGOの歌声が映える。メロディアスなキーボードを取り入れたパートにも注目。