ミニ・レビュー
昭和の30〜50年代、まさに黄金期というにふさわしいテレビの時代を創りあげた一人で、TBSのディレクター/プロデューサーだった渡辺正文。彼をつづった飛び切り面白いなかにし礼作品のイメージ・アルバムは、本体の小説以上に素敵でワクワクさせられる選曲にいやはや脱帽だ。
ガイドコメント
昭和の歌謡曲全盛期をともに駆け抜けた元TBSのプロデューサー、渡辺正文をモデルにした、同名小説のインスパイアード・アルバム。ジョージ・ガーシュインや南沙織ら、幅広いジャンルの往年の名曲で構成している。
収録曲
01ラプソディ・イン・ブルー (ジョージ・ガーシュウィン)
02ピアノ協奏曲第2番ハ短調 第3楽章 (セルゲイ・ラフマニノフ)
03A列車で行こう (オスカー・ピーターソン)
04バナナ・ボート (ハリー・ベラフォンテ)
05黄金の腕 (沢たまき)
06ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー (越路吹雪)
07マンボ No.5 (ペレス・プラード楽団)
08恋する二人 (田辺昭知とザ・スパイダース)
09赤坂の夜は更けて (西田佐知子)
10ブルー・シャトウ (ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
11太陽の彼方に (田川譲二)
12オペラ「椿姫」〜花から花へ (エリナー・スティーバー)
1317才 (南沙織)
14私が生まれて育ったところ (野路由紀子)
15別れの朝 (ペドロ&カプリシャス)
16燃える恋人 (本郷直樹)
17私は泣かない (雪村いづみ)
18愛の記憶 (鹿内孝)
19幼い子供のように (坂本スミ子)
20ミドリ色の屋根 (ルネ)
21天使のささやき (日本語) (スリー・ディグリーズ)
22ストレンジャーズ・イン・ザ・ナイト (ジョン・ウィリアムズ指揮 ボストン・ポップス・オーケストラ)