ミニ・レビュー
1年ぶり9枚目のシングルは、奇跡の出会いを歌った極上のバラード。アコギ中心のシンプルなサウンドに、生声のよさを活かした素朴なアレンジで、ストレートに愛を歌った。カップリングには2枚目のアルバム収録曲の「夜が明ける」とキリンジの名曲の「エイリアンズ」をスタジオでライヴ録音したヴァージョンで収録。
ガイドコメント
2010年1月13日発表の9thシングル。切なくも心温まる極上のバラード「アイ」や、カヴァー企画“Live at the room”としてアコースティック・ヴァージョンでスタジオ・ライヴ録音したキリンジの代表曲「エイリアンズ」ほかを収録。
収録曲
01アイ
愛に対して素直になれずにいた自身を描いた沁みるバラード。目に見えない“アイ”を信じられなかった僕が心に触れてあふれた愛を手に入れるまでを、美しいメロディや温もりあふれる音色と重ねて三位一体で表現。くもりのない秦の歌声を後押ししている。
02夜が明ける (Live at The Room)
歯切れの良いカッティング・ギターが先導するミディアム・ナンバー。夜明けの街を駆け抜けていくような疾走感のあるアコギの音色とそれに対峙するかのような憂いを帯びた秦の歌声が、空間に心地よく響く。別れを告げて旅立つ男の心情を綴った一曲。
03エイリアンズ (Live at The Room)
秦が敬愛するキリンジの名曲のアコースティック・カヴァー。夜の街のありふれた情景を巧みに切り取り、恋人同士をエイリアンにたとえた詞が琴線に触れる。温かさと凛々しさを兼ね備えた秦の歌声に心揺さぶられるラヴ・ソングだ。
04アイ (backing track)