ミニ・レビュー
日高由美子のファースト・アルバム。洗足学園音楽大学出身で、ザルツブルクに留学ののち、出身地宮崎を拠点に活動する。本作は、オリジナル、編曲織り交ぜて、有名曲で構成している。まずは、クラリネットの音色の美しさ、その魅力を伝えるアルバムと言える。安定した演奏で楽しめる。
ガイドコメント
日高由美子の1stアルバム。洗足学園音大卒業後ザルツブルク・モーツァルテウムに留学、帰国後は宮崎を拠点に活動している。ソナタは1楽章にとどめ、編曲ものも含めて親しみやすい小品集となっている。
収録曲
01「言葉のない3つのロマンス」第3番 ロマンスop.17-3 (フォーレ)
02「六つの歌」op.34〜第2曲 歌の翼に (メンデルスゾーン)
03クラリネットソナタ変ホ長調〜1楽章 (サン=サーンス)
04アヴェ・マリア (グノー)
058つの小品〜1番 (ブルッフ)
068つの小品〜2番 (ブルッフ)
07「動物の謝肉祭」〜白鳥 (サン=サーンス)
08シチリアーノ (フォーレ)
09「四季」〜op.37b-6 舟歌 (チャイコフスキー)
10「2つのアラベスク」〜アラベスク第1番ホ長調 (ドビュッシー)
11ワルツop.39-15 (ブラームス)
12「子供の情景」op.15〜トロイメライ (シューマン)
13クラリネットソナタ第2番変ホ長調〜2楽章 (ブラームス)
14クラリネットのためのアダージョ (ベールマン)
演奏
日高由美子(CL) 前田健治(P) (5)(6)生野正樹(VA)