ミニ・レビュー
九州ゆかりの作品を多数残した團伊玖磨の、新旧二つの管弦楽付き合唱曲。ソロを含む「筑紫讃歌」は50分に及ぶ大作で、よく知られる「筑後川」からは30年の年月を経ているが、同系統の穏健な作品。素朴で雄大なハーモニーにあふれる楽曲を、地元の団体が情熱をこめて歌いあげる、幸せな時間が刻まれたライヴだ。
ガイドコメント
團は父祖の地である九州を愛し、九州をテーマとした多くの作品を残している。ここでは北九州の筑紫と筑後をうたった声楽曲と合唱曲を収めている。大編成のスケールの大きな作品で、胸に迫って来る。
収録曲
團伊玖磨:
01ソプラノ・バリトンソロと合唱とオーケストラのための組曲「筑紫讃歌」
02混声合唱組曲「筑後川」
演奏
現田茂夫指揮 九州交響楽団 (1)佐藤しのぶ(S) 青戸知(BR) 「筑紫讃歌」特別合唱団 (2)「筑後川」特別合唱団