ミニ・レビュー
発売延期を経て、ようやく届けられた両A面シングル。「空が鳴っている」は亀田誠治作曲のハードボイルドなロック。がさついたギターが不穏な空気を残す。対する「女の子は誰でも」は、軽やかにスウィングするビッグバンド・サウンドに乗って歌う椎名林檎がほんとにキュート。
ガイドコメント
2011年2月23日発表のシングル。「空が鳴っている」は、疾走感あふれるロック・ナンバー。椎名林檎出演の資生堂「マキアージュ」CMソングに起用された「女の子は誰でも」は、チャーミングな詞が印象的な楽曲に仕上がっている。
収録曲
01空が鳴っている
作詞椎名林檎、作曲亀田誠治による江崎グリコ『ウォータリングキスミント』CMソング起用の7thシングル。かき鳴らすギターのイントロから緊張感を含みつつ走るサウンドに、若干抑え目のヴォーカルを乗せるクールなロック・チューンだ。
02女の子は誰でも
資生堂『マキアージュ』CMソングの7thシングル。編曲を服部隆之が手がけ、東京マジカルビッグバンドが参加したビッグバンド・ジャズ風ナンバーだ。“女の子は誰でも魔法使いに向いている”の歌詞にピッタリの、キュートできらびやかなサウンドが楽しい。