ミニ・レビュー
NEWSの手越祐也と増田貴久によるデュオ、5枚目のシングルは2004年のサスケのヒット曲をカヴァー。陽性の声質で、柔らかなハーモニーが持ち味の彼ら、意外にもフォーク調がはまっていて、その“素のうまさ”を堪能できる。対して、カップリング「卒業アルバム」は技巧派楽曲。
ガイドコメント
2011年2月16日発表の5thシングル。2009年に惜しくも解散したサスケのカヴァーで、ナイーヴな男心を綴ったストレートなラヴ・ソングとなっている。同曲のアコースティック・ヴァージョンと「卒業アルバム」をカップリング収録した通常盤だ。
収録曲
01青いベンチ
5thシングルは2009年解散のデュオ、サスケのシングルをカヴァー。アコギによる素描でフォーキーな原曲とは違い、テゴマス版は流麗なストリングスを配してポップ感を強調。想いを告げずに終わった恋を懐かしむ甘酸っぱい心情を、爽やかなハーモニーで綴っている。
02青いベンチ (Acoustic Ver.)
サスケの2004年発表のデビュー・シングルのカヴァーとなった5thシングルのアコースティック・ヴァージョン。林部直樹らによるギター・アレンジによって、原曲に近いフォーキーなテイストとなっている。青いベンチに腰掛けて手を振った君への想いを爽やかに綴る。
03卒業アルバム
テゴマスからの応援ソング。卒業後、不安を抱えたまま作り笑いが当たり前となってしまった今の自分たちへ送る励ましのメッセージだ。10年前に描いた未来に近づいてる? と語りかけるような、安らかな歌唱に癒される。ピアノが優しく響くシンプルなバラードだ。