ミニ・レビュー
2010年7月に急逝した大佑が、ソロ活動の一歩目として制作途中だった作品が、元バンド・メンバー(蜉蝣、the studs、大祐と黒の隠者達)をはじめとする彼を愛するミュージシャンによって新たな命が吹き込まれ、追悼盤として完成。ソロゆえによりむき出しな感情に血肉が与えられる時、その生に満ちた音楽は永遠のものとなる。
ガイドコメント
2010年7月15日に急逝したロック・ヴォーカリスト、大佑の追悼作品。ソロ活動の第1弾として制作中であった未完のアルバムを、本人とともにバンド活動を行なったメンバーはもちろん、ムックの達瑯らが、大佑の意志や想いをそのままに形にする。
収録曲
01漆黒の光
02嫌
03グリード
04ピアス
05愚の消滅
06地下道に流れる、ある独りの男の「悲痛な叫び」にも似たメロディー
07悲愴
08翻弄
09独裁者の涙
10ザッヘル
11葬送
12嘘と迷路