ミニ・レビュー
桐朋学園大学を経て、パリ・エコール・ノルマル音楽院で学んだ蜷川いづみの6年ぶりのアルバム。親しみやすい小品(聖歌・賛美歌を含む)を集め、彼女の歌心がたっぷりと披露されている。「ツィガーヌ」では蜷川のテクニックとドラマティックな表現を聴くことができる。
収録曲
01G線上のアリア (J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編)
02美しきロスマリンop.55-4 (クライスラー)
03なつかしい土地の想い出op.42-3〜メロディ (チャイコフスキー)
04ツイガーヌ (ラヴェル)
05無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番〜プレリュード (J.S.バッハ)
06ユモレスクop.101-7 (ドヴォルザーク/クライスラー編)
07深い河 (黒人霊歌より) (ハイフェッツ編)
08罪深きこの身を (聖歌453) (S.C.フォスター/ハイフェッツ編)
09慕いまつる主なるイエスよ (聖歌557) (T.A.ドーシー)〜神はひとり子をたまうほどに (聖歌392) (Anonymous) (柳瀬佐和子編)
10歌の翼にop.34-2 (メンテルスゾーン/アクロン編)
11さやかに星はきらめき (アダン/池間豊編)
12ああ感謝せん (ヘンデル)
13いつくしみ深き友なるイエスは (賛美歌312) (C.C.コンヴァース/柳瀬佐和子編)