ミニ・レビュー
名実ともに日本の歌謡界のトップを走る“プリンス”による第23弾シングル。むせび泣くような王道演歌「しぐれの港」と“アーソレ!”の手合いも楽しい朗らかな「きよしのニッポン音頭」。ともに水森英夫作曲だが、この幅広さをわけなくこなし、その力量を押しつけてこないのがプリンスたるゆえん。見事。
ガイドコメント
前作「最後と決めた女だから」に続く、2013年2月13日リリースのシングル。石原信一と水森英夫のコンビが手掛ける「しぐれ港」は、〈男にはかならず帰る“港(むね)”がある〉をテーマにした本格演歌。「きよしのニッポン音頭」をカップリング収録。
収録曲
01しぐれの港
石原信一作詞、水森英夫作曲による26枚目のシングル。苦労をかけた娘を想いながら港をあとにする男の哀愁演歌で、わびしさと世知辛さが迫りくるようなメロディで展開する。サビの“ここは しぐれの〜”に連なるこぶし回しが印象的だ。
02きよしのニッポン音頭
26枚目のシングル「しぐれの港」のカップリングに収録された、華やかで朗らかな音頭。“日本国中で踊りましょう”の惹句を合図に、“ヨイトコーリャ”“ヨイトサー”で元気と笑顔を運び込む。音頭ものの歌唱はお手のもので、抜けのいい“ハァ〜”の声も高らかだ。
03しぐれの港 (オリジナル・カラオケ)
04きよしのニッポン音頭 (オリジナル・カラオケ)
05しぐれの港 (半音下げオリジナル・カラオケ)
06しぐれの港 (半音下げオリジナル・カラオケ ガイドメロ入り)
07きよしのニッポン音頭 (半音下げオリジナル・カラオケ)
08しぐれの港 (2コーラス オリジナル・カラオケ)
09しぐれの港 (半音下げ2コーラス オリジナル・カラオケ)