Jazzin' parkの二人が手がけた2ndアルバムのイントロダクション。ダイナミズムに富んだサウンドを構築し、どんどんBPMが早くなっていくかのように錯覚するほどの勢いと、何かが始まる予感に満ちている。

シリアスな世界観のもと、アグレッシヴなサウンドで攻めるナンバー。ハードにして色気のあるヴォーカルを求められるサウンドだが、それに応えてあまりあるほどの魅力的な歌唱を披露している。中盤に配された藤ヶ谷太輔ならではのラップもクール。

藤ヶ谷太輔、北山宏光の二人が出演したTBS系ドラマ『ビギナーズ！』主題歌の4thシングル。エッジの立ったギターで幕を開けるハードな前半から、サビでは高揚感のあるポップなメロディへと展開。大空へと飛び出すべく、力強く背中を押してくれる。

6thシングルはセブン＆アイのCMに起用されたロック・テイストのアップ・ナンバー。一目で恋に落ちた“運命Girl”に対し超積極的にアプローチ。メールの返信がないことを悩みつつ、最終的には“俺が好きでしょ？”と言ってのける。

松原秀樹、小倉博和ら百戦錬磨のプレイヤーがバックを務め、絶妙なビート感を完璧に作り上げた80年代風ダンス・ナンバー。歌詞にもディスコ的な単語を散りばめつつ、運命的な夜の幕開けを軽やかに、スタイリッシュに歌い上げる。

“T.Fxxx”名義で作詞も手がけた藤ヶ谷太輔のソロ・ナンバーは、近未来的なサウンドで全編を彩ったダンサブルな仕上がり。細かなフレーズを散りばめた複雑なアンサンブルとは裏腹に、スケールの大きなメロディの上で堂々と歌っている。

玉森裕太がメンバーと掛け合いながらリードしていくアップ・チューン。イタリア語で“頑張れ！”という意味を持つ言葉をタイトルに冠している通り、諦めずに進んでいく決意を高らかに歌う。スペイン風のアレンジも効いており、まるでサッカーのスタジアムにいるかのよう。

宮田俊哉も出演した日本テレビ系ドラマ『私立バカレア高校』オープニング・テーマの4thシングル。EDMテイストをはらんだダンサブルかつちょっぴりクセのあるサウンドをバックに、“誰より君のそばに居たい”と想いを告げる。

横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永の4人によるとびきりポップなアップ・チューン。カラフルなサウンドにピッタリの、自由に動き回る派手なホーンをアクセントに、ココロが踊り出すような恋を歌う。甘めのヴォーカルにメロメロだ。

“HusiQ.K”の名前で作詞に加わった北山宏光のソロ。R＆Bテイストのエモーショナルなナンバーで、短いフレーズの中でもファルセットを完璧に使いこなし、これからの二人の未来を歌い上げる。どこか悲しい結末が見えるのはサウンドのせいか。

“Dance ver.”“Rock ver.”という2パターンが制作された5thシングルを、吉岡たくがリミックスしたアルバム・ヴァージョン。爽やかに突き抜ける高揚感に満ちたメロディがより映える、ドラマティックなサウンドが肝だ。

玉森裕太が主演を務めたテレビ朝日系ドラマ『信長のシェフ』主題歌の6thシングル。前向きに生きる力を与えてくれるスケールの大きなサウンドをバックに、ドラマのストーリーを想起させるようなフレーズを織り込みながら、夢を追い続けろと歌い上げる。

月は欠けゆくけど、僕の誓いは変わらない……月や星を引き合いに君への想いを歌った感動的なバラード。前山田健一が作詞作曲を手がけており、メンバーそれぞれの魅力がうまく引き出されている。ひっそりとスペーシーな音を忍び込ませる遊び心もニクい。