ミニ・レビュー
田中れいな卒業後初となる両A面シングル。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」は、ここ最近すっかり定着した感のあるエッジーなEDM路線。一方の「愛の軍団」もサックスのエディットやヴォイス・コラージュを駆使した攻撃的なナンバー。“攻めまくる娘。”の勢いをまざまざと感じさせられる一枚だ。
ガイドコメント
前作「ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない」に続く、2013年8月28日リリースの54枚目のシングル。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」と「愛の軍団」の両A面で、田中れいな卒業後初となる注目の一枚だ。
収録曲
01わがまま 気のまま 愛のジョーク
10人体制初となる54thシングル。エレクトロやダブステップ的な要素を大胆に組み込んだクールなダンス・チューン。フックの“愛されたい!”のシャウトにも、“私たちが今のモーニング娘。”と高らかに宣言した彼女らの決意がみなぎってくる。
02愛の軍団
ファンキーなホーンやこれでもかと繰り出されるエレクトロ&エフェクトが耳を引くが、何といっても“ほんと? ほんと?”のフレーズが決め手。グルーヴィなハウス・トラック風のダンス・サウンドをバックに、常識を疑って自分を信じて生きろと歌う。
03坊や (道重さゆみ・譜久村聖・飯窪春菜・佐藤優樹・工藤遥)
道重、譜久村、飯窪、佐藤、工藤の5人が“近頃の男子ときたら……”と女性上位目線で物申す“お説教”ソング。デジタル・サウンドを全編に配したダンサブルな4つ打ちアッパーだが、エフェクト使いの“チュッチュルチュル”なコーラスもあり、クールとキュートが同居。
04わがまま 気のまま 愛のジョーク (Instrumental)
05愛の軍団 (Instrumental)