ミニ・レビュー
前作に続き、KYOTAROが手掛けたジャケット・アートワークにも目を奪われる両A面シングル。どこか傍観者的な佇まいからストーリーが紡がれていく2曲で、淡々としているようで落ち着かない、不思議なほどの緊張に揺さぶられる。カップリングはおなじみ(?)“味噌汁's”7年ぶりのナンバー 。
ガイドコメント
前作「ドリーマーズ・ハイ」に続く、2013年10月16日リリースのマキシ・シングル。インディ最後のワンマンを開催した横浜BLITZが閉館するのにともない、9月に同館でライヴも決定。ますます高みへ上り詰める彼らの注目作だ。
収録曲
01五月の蠅
刺激的な言葉選びと衝撃的な結末で話題となった16thシングル。畳みかけるような“僕は君を許さない”のリフレインや終盤の娘から母への叱責が強烈。愛憎は紙一重ということを、生々しく描き出すロック・チューンだ。
02ラストバージン
永遠の愛を二人の会話から描いた16thシングル。“最初で最後”の君に、あなたの当たり前の日常になりたいと言われて至極の愛を感じるラヴ・ソングだ。過不足ないシンプルなサウンドと優しく撫でるような歌唱が、実に温かく胸に響く。ウェディング・ソングにも最適。
03にっぽんぽん