ミニ・レビュー
70年代に吹奏楽に親しんだ人なら“ネリベル”の名を知らない人はいないはず。日本を代表するプロ吹奏楽団がそのネリベルを中心にチェコ音楽を熱演した一枚。フサ作品は吹奏楽ファンならずとも聴いてほしい名演だ。オールド・ファン感涙のトラック9&10は今聴いても発見にあふれている名曲たちである。
ガイドコメント
チェコの作曲家による吹奏楽レパートリーの重要な曲を揃えた作品。なかでも最重要曲のひとつ「プラハ1968年〜」や、熱狂的ファンが多いネリベルの曲を配している。指揮はチェコの重鎮ブラフネク。ファン必携の一枚。
収録曲
01マリナレッラ序曲op.215 (フチーク/ウィル・ヴァン=デル=ベーク編)
02プラハ1968年のための音楽 (フサ)
03アンティフォナーレ (ネリベル)
042つの交響的断章 (ネリベル)
05交響的断章 (ネリベル)
06フェスティーヴォ (ネリベル)
演奏
ヴァーツラフ・ブラフネク指揮 東京佼成ウインドオーケストラ