ミニ・レビュー
“カモがネギを背負って”いるような残念な女性の恋を歌った8枚目のシングル。“カモネギ?”というコーラスの後ろでバッキバキのEDMサウンドが響く文化的なミスマッチが若干笑えるが、和なフレーズを随所に忍び込ませたアレンジがカッコいい。研究生によるカップリングは正統派アイドル・ナンバー。
ガイドコメント
前作「僕らのユリイカ」に続く、2013年10月2日リリースの8thシングル。昨年の「ヴァージニティー」「北川謙二」、2013年に入って「僕らのユリイカ」と1位を連続で獲得してきたNMB48のいきおいが感じられる一枚。
収録曲
[Disc 1]
01カモネギックス
“鴨が葱を背負ってくる”のことわざを引用したタイトルが印象的な8thシングル。沖縄や民謡など“和”を感じさせるメロディなどを採り入れたユーロ・トランス調のクラブ・チューンで、危険な恋とわかっていても懲りずに刹那の恋を繰り返してしまう女の“性”を歌う。
02サングラスと打ち明け話 (研究生)
NMB48としては初となる研究生による曲で、センターは渋谷凪咲と林萌々香。砂浜も気持ちも熱かった夏の恋は、あっという間に波にかき消された……。切ない思い出から早く気持ちを切り替えて次の夏の恋へ向かおうとする決心を、明るくポップなサウンドで描く。
03思わせ光線 (紅組)
センターを渡辺美優紀が務めた“紅組”名義のナンバー。思わせぶりな視線を投げかける女子にノックアウトしかけるも、“一目惚れされるような僕じゃない”と思いとどまる男子の気持ちを綴る。はつらつとした明るさが魅力の、リズミカルなアイドル・ポップ・チューンだ。
04カモネギックス (off vocal ver.)
05サングラスと打ち明け話 (off vocal ver.)
06思わせ光線 (off vocal ver.)
[Disc 2]〈DVD〉
01カモネギックス (ミュージックビデオ)
02カモネギックス (ミュージックビデオ ダンシングバージョン)
03思わせ光線 (ミュージックビデオ) (紅組)
04特典映像ドラマ「ほしにねがうこと」〜後編〜