長渕 剛 / Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。 [4CD]

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長渕 剛 / Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。 [4CD]
CD
  • アーティスト:
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    EMI RECORDS / EMI Records Japan
  • 規格品番:
    UPCH-20360〜3
  • 価格:
    4,378 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ガイドコメント
2014年7月2日リリースの、本人監修、キャリア初となるオールタイム・ベスト。1978年のデビュー曲「巡恋歌」から2014年未発表曲「走る」まで、レーベルの枠を越えて収録した37年間の軌跡がここに。シングル集とテーマ別選曲集からなる4枚組。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    13位 (2014/6/30)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    11位 (2014/6/30)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    4位 (2014/6/30)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    5位 (2014/6/30)
  • TOWER RECORDS ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム
    8位 (2014/6/30)  ⇒  13位 (7/7)  ⇒  13位 (7/14)
収録曲
[Disc 1]〈Single Collection 1978-2014〉
01巡恋歌
一人暮らしの寂しい女性の視点から綴った、叶わない恋の物語。黄昏に染まる夕空に似合いそうな、切なさやわびしさが募るフォーキーなナンバーだ。初期長渕の甘酸っぱいヴォーカルも魅力的。1978年の1stシングル。
02俺らの家まで
女好きな男が“浮気の一つくらいするもんさ”と開き直りながらも、機嫌直して家まで来てと懇願する。昭和な恋愛観とカントリー風な曲風がほのぼのとさせ、ファルセットも純朴で懐かしさを感じる。1979年の2ndシングル。
03順子
“おお順子〜”のフレーズが印象深い1980年の5thシングル。「俺らの家まで」では男は浮気くらいするとタカをくくっていたのが、ここでは他の男と比べるなんてずるいと恨み節。キリキリと胸を締め付けられるようなセンチメンタルな旋律と悲しげな歌唱が耳に残る。
04乾杯
結婚式の定番曲として広く知られる3rdアルバムのタイトル曲で、のちに18thシングルとしてもリリース。淡々としたテンポのなかで情感豊かに歌われる姿には、長い人生を歩む二人を送り出すにふさわしい力強さが。これまで多くの人の涙をもたらした名曲。
05GOOD-BYE青春
TBS系ドラマ『家族ゲーム』主題歌となった1983年の11thシングルで、虚ろで物憂げな思春期ならではの感情をノスタルジックに綴る。アンデスを想起させる中南米風のアレンジが無常や退廃を煽るよう。“ライララ、ライララ…”のフェードアウトも切ない。
06勇次
大人を気取りながらも、その本音と建て前の世界になじめないまま人生へのゴールへ向かって駆け抜けようとした勇次との青春時代への回帰を歌う。ギラギラとした野心がみなぎるも、どこか安らぎを感じるフォーキーなバンド曲だ。1985年の14thシングル。
07ろくなもんじゃねえ
自身主演のドラマ『親子ジグザグ』主題歌としてヒットした16thシングル。夢中でしがみついたものに裏切られた傷心を吐露したやさぐれ加減の“ろくなもんじゃねぇ!”の叫び声には、世知辛さが染み込んでいる。“ぴいぴいぴい”のコーラスやハーモニカも印象深い。
08とんぼ
憧れの大都会・東京へ来たものの思い描いた夢への道を迷い、もどかしさばかりの日々を過ごす青年を描くが、それは長渕自身の投影か。1988年の同名のドラマ主題歌起用の20thシングルで、プロ野球で活躍した清原選手の応援歌としても広く知られる長渕の代表曲だ。
09JEEP
サーフ・ミュージック風のフォーキーなサウンドをバックに、喧噪から離れてジープで湾岸道路を西に走らせる男の悲しみとやるせなさを歌う。夜明けの海を見て、勇気と活力を得た心情を、自分を納得させるように歌いかける。1990年の23rdシングル。
10しゃぼん玉
ドラマと同名の主題歌として1991年に発表した24thシングル。すぐに弾け飛んで消えてしまうけど、それでもまた夢という名のシャボン玉を打ち上げようと、自分に言い聞かせるように歌う。都会の無情さに打ち勝とうと必死な男のブルースだ。
11RUN
1993年リリースの26thシングルで、同名ドラマの主題歌。うなるように絞り出すしわがれた声で歌うのは、上手に世を渡ろうとして蹴つまづき、嘘で塗り固めてきた男の夢ばかり見て日が暮れる世知辛い物語。果てなく広がる荒野に立たされたような孤独感が迫る。
12ひまわり
エキゾチックなムードも携えた大陸的な広大なスケールで描くロードムーヴィー風の曲調が印象的。華美な装飾を廃した素朴な展開だからこそ、渋味ある歌声で伝うメッセージがジワジワと沁みてくる。1997年の30thシングルで、ドラマ『ボディーガード』主題歌。
13しあわせになろうよ
2003年の35thシングルで、2000年代の「乾杯」ともいえる、これから“幸せ”を掴むもうとする人たちへのエール・ソングだ。INSPiによるア・カペラ・コーラスが安らぎと優しさを与えてくれる。シンプルだが胸に迫る言葉たちに、思わず涙。
14CLOSE YOUR EYES
映画『男たちの大和/YAMATO』主題歌として書き下ろした38thシングル。鍵盤とストリングスが静かに重なり合いながら、気高さを持って果敢に生きた男たちへの愛を歌い上げるバラードだ。胸を締め付けられながら吐露する歌唱が耳に残る。
15蝉 semi
不器用で世渡り下手なチンピラの悲しき叫びを、命が短い蝉の鳴き声に重ねたフォーキーなブルース。悔しさに満ちた“蝉が泣く… チキショウと…”のサビのヴォーカルに、哀愁とやさぐれが宿っている。2009年の41stシングル。
16走る
弾むような軽快なリズムで展開する活力あふれるナンバー。泣くも笑うも最後は自分次第……走り続ければ、その向こうに明日があると励ます長渕流応援歌だ。CMでは本人も出演した「KEIRINグランプリ2014岸和田」イメージ・ソング。
[Disc 2]〈生きる詩(ことば)たち〉
01パークハウス 701 in 1985
恋人と住む愛の巣を冠したミドル・テンポのラヴ・ソング。一緒にいるのが当たり前になってしまい、恋人のことが好きなのかどうかわからなくなっている男の苦悩を描いている。エレキ・ギターが優しくリズムを刻み、しっとりとしたピアノが切なさを湛えている。
02TIME GOES AROUND
エレキ・ギターとヴォーカルとコーラスのみのシンプルな構成で始まるラヴ・ソング。海の見えるホテルで愛し合う、恋人同士の甘い時間を描いている。数々の愛の言葉を噛み締めるようなヴォーカルを堪能できる。
03西新宿の親父の唄
長渕剛が若い頃に世話になったことを匂わせる歌詞も頻出する、西新宿の飲み屋の店主について歌ったフォーク・ソング。哀愁漂うメロディとぶっきらぼうな歌い方が相まって、どうにも切ない気持ちにさせられる。店主の口癖がまた泣かせる。
04Myself
夢を持つすべての人々を励ますメッセージ・ソング。思い通りにいかない人生を嘆きそうになる主人公が、真っ直ぐ生きる人をみつけて励まされる様子を描いている。タイトルの言葉をささやく優しいヴォーカルが印象的。
05ひざまくら
透明感あふれるハイトーン・ヴォイスと哀愁漂うアコースティック・ギターによる1979年発表のラヴ・ソング。恋人にひざまくらをしたときの、この上ないハッピーな気持ちを描いている。初期ならではの、真っ直ぐなヴォーカルが新鮮に響く。
06情熱
タイトルどおりのエモーショナルなヴォーカルと疾走感あふれるメロディに加えて、エネルギッシュなホーンの音色がにぎやかさに拍車をかけるロック・チューン。大勢の“ラララ”のコーラスはライヴのような臨場感がある。
07Success
誰もが望む言葉を冠したエネルギッシュなロック・チューン。力のこもった歌詞を紡ぐエモーショナルなヴォーカルと躍動感あふれるギターの音色、タイトなドラムが絶妙にマッチしている。ラストの激しいハーモニカの音色とシャウトに鼓舞させられること必至。
08HOLD YOUR LAST CHANCE
2004年7月発表のベスト・アルバムのタイトルにもなっている“傷つき 打ちのめされても”という歌詞からはじまるロッカ・バラード。逆境に負けない人でありたいという真っ直ぐな気持ちを、しゃがれた声で伸びやかに歌っている。
09シェリー
幻想的なギターの音色と静かな情熱を感じさせるヴォーカルによるラヴ・バラード。“シェリー”を思う気持ちを美しい海の風景とともに描いた、ストーリー性のあるナンバーだ。間奏の台詞がまた映画のようで、“シェリー”の姿を想像してしまう。
10PLEASE AGAIN
壮大なゴスペル・コーラスと大らかな音色のピアノに満ちた、穏やかなロック・チューン。歌詞は恋人との別れを綴った内容で、悲しい気持ちを噛み締め、泣いているようにも聴こえるエモーショナルな歌声に聴き入ってしまう。
11二人歩記
伸びやかかつ朗らかなヴォーカルとシンプルなギター・サウンドが響く素朴なフォーク・サウンドから一転、突如ストリングスが入りドラマティックな展開をみせるナンバー。引越しをする男が語る、新たな人生を歩む決意に身が引き締まる思いだ。
12Kiss
すべての女性が羨むような包容力満タンの男が主人公の、優しいメロディのラヴ・ソング。恋人にベタ惚れの主人公が、甘いヴォーカルでありのままの“弱さ”を好きと歌う。ハモンド・オルガン風のグルーヴィな鍵盤が爽快。
13ひとつ
2011年の『第62回NHK紅白歌合戦』では、石巻市から中継出演して披露した楽曲。穏やかなピアノの音色がすべてを包み込むような、愛を誓ったラヴ・バラードだ。全編にわたって優しいヴォーカルだが、“君と生きる”と宣言する部分には、はっきりと強さが伝わってくる。
14TRY AGAIN for JAPAN
東日本大震災からの復興を願って“絆”をテーマに制作された楽曲。とびきりエネルギッシュで筋肉質なヴォーカルとゴスペル・クワイアから小学生まで約100人によるコーラスに圧倒される、力強いメッセージ・ソングだ。
15NEVER CHANGE
初めて自分の子どもが誕生した男の心境を綴ったフォーキーなロック・ソング。単に喜ぶだけではなく、身を引き締め新たな決意をした歌詞は、同じシチュエーションの男性の心をつかむはず。鼓動に似たリズムと赤子の鳴き声が、リアルだ。
16STAY DREAM
“くよくよするなよ”“あきらめないで”と励まし続けるパッションを湛えたヴォーカルが、とてつもなく頼もしいロッカ・バラード。すべてを包み込むような壮大なピアノの音色は優しく穏やかで、身を委ねたくなる。
[Disc 3]〈怒りの詩(ことば)たち〉
01明日をくだせえ
アコギによるリフと足を踏みしめるようなバスドラムのリズムで幕を開けるナンバー。“死にたかねえから 明日をくだせえ”という根源的かつ痛切な願いは、やがて社会への強烈な風刺へ。弱者の想いを代弁するような力強いヴォーカルが胸を打つ。
02お家へかえろう
心温まるサウンドを想像させるタイトルからはかけ離れた、焦燥感を煽るイントロのギター・リフに驚かされる。ほぼアコギとハープのみで展開するロックンロール・ナンバーで、自由をもてあそぶ若者たちへの強烈なメッセージを90年当時の風景とともに綴る。
03親知らず
『第41回NHK紅白歌合戦』でも披露された“日本”へのメッセージ・ソング。アコギ1本とハープによる弾き語りスタイルながら、ロックンロールなギター・フレーズを連発するアレンジがユニーク。“サムライになれ!!”という叫びが胸に残る。
04俺の太陽
長渕と瀬尾一三の編曲によるカントリー・ロック風アレンジが光る。“喉の奥がかゆくなるようなかけひき”を得意とする“小利口な奴”への強烈な怒りを叫ぶ言葉の数々はリアリティに満ちているが、明日へのほのかな希望とたしかな意志を感じさせる。
05日本に生まれた
上田健司、関淳二郎の手による流麗なストリングス・アレンジが印象的なロック・チューン。この国に生まれてこれからも生きていくという現実を受け止めた、決意に満ちた力強い歌声を響かせる。重厚なコーラスを配したサビの迫力は抜群。
06鶴になった父ちゃん
二度と会うことができない“父ちゃん”への想いを綴った感動的なバラード。田舎の風景を思わせる和風なアクセントを施したサウンドに乗せた思い出を振り返る詞世界もあいまって、独特の語りかけるようなヴォーカルの魅力が凝縮された一曲だ。
07LICENSE
アコギとピアノを中心としたシンプルかつハートウォームなサウンドが胸に沁みるナンバー。バラック小屋で両親と暮らしていた幼い頃の思い出を振り返る歌詞は、特別なエピソードではないものの、心に訴えかける力に満ちている。
08コオロギの唄
仏像彫刻家として知られる西村公朝の言葉“生まれて よかった”を引用した感動的なバラード。“かあちゃんが昨日死にました”で幕を開け、その前後の情景を描いた歌詞は、ピアノを中心としたサウンドとともに悲しくも温かく響く。
09くしゃみじゃなくてよかったよ
ジャカジャカと鳴らすアコースティック・ギターを中心に、ブルージィなテイストで進むユニークなバースデイ・ソング。誕生日を祝っている最中に“あくび”をしてしまったことに端を発するちょっぴり笑える物語を、独特なヴォーカルで歌い上げる。
10何故
さまざまなことに“何故”と疑問をぶつけるゆったりとしたバラード。しかしその疑問は不平や不満ではなく、人間が持つ“前向きな力”に向けられたもの。長尺のアウトロがもたらす余韻たっぷりのアレンジとともに、力強くも優しく問いかける。
11六月の鯉のぼり
3フィンガーによるシンプルなアコギのフレーズを中心に、トランペットなどを配して素朴なサウンドを作り上げたナンバー。震災で被害を受けた宮城県石巻の風景を綴った歌詞を、心温まる優しいヴォーカルとコーラスで表現している。
12カラス
エレキ・ギターによる弾き語りのようなオープニングから、情感豊かなハープと転がるピアノが絡んで展開するバラード。しみったれた生活を送る自分を都会に群れをなすカラスに重ね、“夕焼け見るとまた泣けてくる”と歌う長渕の歌声が胸に響く。
13白と黒
ラグタイム風のギターと若き長渕の歌声がマッチして心地よく響くナンバー。口先だけの偽善で近づいてくる男を強烈にこき下ろす歌詞は痛快。そのうえで、“中途半端な受け答えはしたくない”と宣言する姿は微笑ましくも心強い。
14逆流
1979年に発表されたアルバムのタイトル・チューン。シンプルなバンド・サウンドにオルガンの音色がアクセントを加えたミディアム・バラードで、居心地のいい場所を飛び出して、夢に向かって険しい道のりを歩いていく決意を歌い上げる。
15僕のギターにはいつもHeavy Gauge
ツアーを終えた帰りの列車を舞台に綴った私小説的なナンバー。車窓から見えるさまざまな人のから、自らの“今”を見つめなおしていく歌詞をひとりごちるように歌う。ちなみに“Heavy Gauge”とはギターの弦の種類で、中でももっとも太いもの。
16
アコギのシンプルなアルペジオに、瀬尾一三のアレンジによるストリングスで豊かな広がりをもたらしたナンバー。自分に正直に生きていくことの難しさを綴りつつ、“今はだまって 春を待とう”と歌う温かなフレーズが胸にじんわりと沁み込んでいく。
[Disc 4]〈叫びの詩(ことば)たち〉
01JAPAN
“日本よ、おまえはどこへ行く?”という強烈な問いかけで幕を開ける、1991年の13枚目のアルバム表題曲。日本を湾岸戦争での油にまみれた水鳥にたとえ、息も絶える寸前と警告しながら、それでも生まれた国への愛を説く。ゴスペル・クワイア風のアウトロが印象的だ。
02ガンジス
ガンジス河を訪ねた時に得た感慨を綴ったポエトリー風のフォーク・ソング。自然の前では人間なんて最後は灰になるちっぽけなものと達観する老人から、生への強いこだわりを再認識。渋い声と悠久を感じるギターが耳に沁み入る。
03青春
サックスがノスタルジーを漂わせるリズミカルなフォーク・ロック。最後は自分次第と知りながら、不安と葛藤にさいなまれる思春期の日々。それでも明日を信じて生き抜けと、厳しくも愛あるメッセージを伝える。2009年の21stアルバム『FRIENDS』に収録。
04COME BACK TO MY HEART
想い出となった恋に強がりを言いながら、必死に自らを奮い立たせて往きようとする悲しき男のエレジー。やさぐれと切望が入り交じったサビでの叫びが、やるせなさと虚しさを呼ぶ。1984年の7thアルバム『HOLD YOUR LAST CHANCE』収録曲。
05東京青春朝焼物語
「神田川」的世界観で綴られた長渕流上京物語。“今日から俺 東京の人になる”と繰り返すサビには、まだ東京になじめない二人と東京で一旗揚げてやるという決意が見え隠れ。素朴だが希望を感じるギターの爪弾きが味わい深い。1991年のアルバム『JAPN』に収録。
06耳かきの唄
タイトルはアットホームな感じだが、実は長渕剛による男としての人生のモットーをとうとうと述べたコンシャスなフォーク・ソング。国を憂いながら、時に熱を帯び、時に静かに歌いかける。1996年のアルバム『家族』に収録。
07カモメ
“3.11”以降変わり果てた福島・浪江の風景を綴りながら、“原発を止めてくれ”と語りかける。失われたものの悲しき叫びを、怒りの衝動に依らず、カモメの飛翔に希望を重ねて噛みしめるように歌う約10分の長尺曲だ。2012年の『Stay Alive』に収録。
08いのち
1997年の16thアルバム『ふざけんじゃねえ』に収録。ストリングスと鍵盤をバックにたぎる思いを焚きつけるのは、不器用でも全力で何かを掴もうとするがむしゃらな生き方こそ“いのち”だということ。一心不乱に熱唱するラストが印象的だ。
09I love you
ライフスタイルやファッションなどで一流を気取るより、生身で感じ合う愛が一流かどうかが大切と諭す男のラヴ・バラード。一見下世話な表現だが、そうあってほしいと信じる想いに、長渕流の愛や優しさが詰まっている。1991年の13thアルバム『JAPAN』に収録。
10Captain of the Ship
1993年の14thアルバム表題曲。先行き不明瞭で不条理な時代などに屈せず、自ら舵を取りひたすら人生という航路を拓けと喝を入れる。“ヨーソロー”のコーラスを背景に、荒波のように殴りつける叫びに圧倒される。約13分弱の血と汗と涙の結晶のメッセージだ。
タイアップ
  • 「走る」 - JKA「KEIRINグランプリ2014岸和田」TV-CMソング
アーティスト
  • 長渕剛
    1956年9月7日生まれ、鹿児島県出身のシンガー・ソングライター。78年にシングル「巡恋歌」で本格メジャー・デビュー。80年に「順子」で1位を獲得以降、「勇次」「ろくなもんじゃねぇ」「乾杯」「とんぼ」など数多くのヒット曲を連発。TVドラマや……
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