ミニ・レビュー
ドビュッシーの同級生ピエルネは「火の鳥」の初演指揮者として知られているが、作曲家としては今や忘れられた人に近い。ここには彼の代表作が収められているが、これぞフランス近代音楽といった洗練された繊細で美しい音楽が広がる。マリの指揮も作品の魅力を良く引き出した優れたものだ。
ガイドコメント
パリでドビュッシーと同時代を生き、指揮者としても活躍したピエルネのバレエ音楽『シダリーズと牧羊神』をもとにした組曲。1976年の録音で、マリが指揮する大編成のオーケストラが“これぞフランス近代の響き”という香気に満ちた演奏を繰り広げている。
収録曲
ピエルネ:
01バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」第1組曲
02バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」第2組曲
03「ラムンチョ」序曲 (バスク民謡の主題による)
演奏
ジャン=バティスト・マリ指揮 パリ国立歌劇場管弦楽団