ミニ・レビュー
ロココに片足をかけたラモーのアクト・ド・バレ2作の最良の演奏が復活! WDRとの共同制作ゆえか、同局所属の古楽アンサンブル、カペラ・コロニエンシスが起用され、手兵LAFは合唱のみ参画というやや変則的な布陣ながら、中身は100%クリスティ全開のラモー。充実の演奏だ。
ガイドコメント
ラモーの劇場音楽を数多く録音しているクリスティによる、オペラ・バレエ2作を収録している。ともに歌劇作曲家として名声を博していた後半生の作品で、優美で華やかな音楽が連なる。2曲ともこれが初録音だった。
収録曲
ラモー:
[Disc 1]
01アクト・ド・バレ「花飾り」 (別名「魔法の花」)
[Disc 2]
01アクト・ド・バレ「ゼフィール」 (別名「ディアヌのニンフたち」)
演奏
ウィリアム・クリスティ指揮 カペラ・コロニエンシス レザール・フロリサンの合唱団員 [1] (1)ソフィー・デインマン(S) ポール・アグニュー(オート=コントル) フランソワ・バゾラ(BS) [2] (1)ガエル・メシャリ,レベッカ・オケンデン,ソフィー・デソダヴェイヌ(S)