[Disc 1]
01僕らは今のなかで (μ's)
TVアニメ『ラブライブ!』第1期オープニング・テーマとなったアップ・チューン。カラフルなサウンドに乗せて、“考えるよりみんなで走ろう”とひたすらに前向きなメッセージを放つ。コーラスとの掛け合いのようなヴォーカルワークも楽しい。
02WILD STARS (μ's)
不穏なエレクトロ・サウンドで幕を開ける攻撃的なダンス・チューン。サビを除いてソロで歌い継ぐパート割りが功を奏し、それぞれの個性を前面にプッシュ。恋へと発展する感情の揺れを描いているが、“隠して→開いて→隠して”といった歌詞の表記もユニークだ。
03きっと青春が聞こえる (μ's)
ピアノを取り入れた爽やかなサウンドが心地良いポップ・チューン。“きっと青春が聞こえる”というサビのフレーズが示すとおり、キラキラとした青春の日々を鮮やかなメロディに乗せて歌う。TVアニメ『ラブライブ!』の第1期エンディング・テーマ。
04輝夜の城で踊りたい (μ's)
スラップのようなベースのフレーズで幕を開けるダンス・チューン。要所に盛り込んだエスニックなフレーズが効いており、ロマンティックな恋物語に不思議な世界観をプラス。全編に施されたキュートな合いの手もたまらない。
05ススメ→トゥモロウ (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、園田海未:三森すずこ)
高坂穂乃果(CV:新田恵海)の伸びやかな歌声での幕開けから、ポップ・パンク風のバンド・サウンドへとなだれ込むアッパーなナンバー。タイトルのとおり前を向いて走りだそうというメッセージを、元気いっぱいなヴォーカルでまっすぐに伝える。
06START:DASH!! (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、園田海未:三森すずこ)
高坂穂乃果(CV:新田恵海)、南ことり(CV:内田彩)、園田海未(CV:三森すずこ)のトリオによるミディアム・アップ。ポジティヴな姿勢に満ちた応援ソングだが、エモーショナルなメロディがそのメッセージに奥行きを与えている。
07これからのSomeday (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、西木野真姫:Pile、小泉花陽:久保ユリカ、矢澤にこ:徳井青空)
yozuca*が作曲を手掛けたポップ・チューン。軽快なバンド・サウンドを基調に、キュートな装飾音がファンタジー映画のような華やかな彩りを添える。“みんなこっちです!”“ペコります”といった、語りかけるような歌詞も楽しい。
08Wonder zone (μ's)
南ことり(CV:内田彩)がセンターを務めたナンバー。ゆったりとした導入から若干テンポ・アップしつつ、4つ打ちのリズムを基調とした力強いサウンドへと展開。“強くなれるミライ”に向かって一緒に進んでいこうというメッセージがしみる。
09No brand girls (μ's)
軽快なギター・リフから、“一進一跳!”という掛け声で幕を開けるロック・チューン。大切な仲間とともに目指す場所に向かって突き進んでいくんだ、という決意は彼女たちの境遇とリンク。合いの手や掛け合いがスピード感を増幅させている。
10START:DASH!! (μ's)
高坂穂乃果(CV:新田恵海)、南ことり(CV:内田彩)、園田海未(CV:三森すずこ)の3人によるナンバーの全員歌唱ヴァージョン。“その日”を信じて諦めずに前へ進む背中を押す応援ソングゆえ、全員で歌うサビはより力強さを増している。
11微熱からMystery (lily white (園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、東條希:楠田亜衣奈))
園田海未(CV:三森すずこ)、星空凛(CV:飯田里穂)、東條希(CV:楠田亜衣奈) からなるlily whiteのナンバー。80'sアイドル・ソング風のメロディ&アレンジだが、速めのテンポが現代的だ。儚げな歌詞やタイトルも絶妙。
12キミのくせに! (lily white (園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、東條希:楠田亜衣奈))
lily whiteが歌うキュートなミディアム・チューン。小さな頃から一緒だった幼なじみにドキドキ、という胸が苦しくなるような状況を軽口を叩きつつ歌う。ドリーミーなサウンド、ささやくようなフレーズなど、可愛さ満点。
13Cutie Panther (BiBi (絢瀬絵里:南條愛乃、西木野真姫:Pile、矢澤にこ:徳井青空))
絢瀬絵里(CV:南條愛乃)、矢澤にこ(CV:Pile)、西木野真姫(CV:徳井青空)からなるBiBiが歌う高速トランス・チューン。恋の“獲物”を定めて向かっていく姿をキュートなヒョウにたとえ、性急なトラックとともに襲いかかる。
14夏、終わらないで。 (BiBi (絢瀬絵里:南條愛乃、西木野真姫:Pile、矢澤にこ:徳井青空))
BiBiが歌う作編曲・渡辺和紀のバラード。儚げなピアノのリフをはじめ、ファンタジックなサウンドでまとめて夏の終わりを演出。切ない恋を思い出に浸りながら振り返るストーリーで、いろいろな感情が渦巻く胸の内をコーラスとの掛け合いでうまく表現している。
15Pure girls project (Printemps (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、小泉花陽:久保ユリカ))
高坂穂乃果(CV:新田恵海)、南ことり(CV:内田彩)、小泉花陽(CV:久保ユリカ)の3人からなるPrintempsによるアップ・チューン。カラフルなサウンドは冒険心に満ちた女の子の友情にぴったり。キュートな3人の息の合ったヴォーカルも見事。
16UNBALANCED LOVE (Printemps (Printemps (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、小泉花陽:久保ユリカ))
Printempsの3人による切ない恋の歌。友達としてすぐそばにいる好きな人への苦しい胸のうちを打ち明けたダンス・ナンバーで、性急なデジタル・ビートと鍵盤の音色を取り入れたサウンドと見事にマッチ。ソロ多めのパート割りもハマっている。
[Disc 2]
01Music S.T.A.R.T!! (μ's)
徹底的にカラフル&パワフルなサウンドでまとめ上げた西木野真姫(CV:Pile)センター曲。アニメ第1期最終話ともリンクするナンバーだが、“だってパーティー終わらない”など、“これから”を思わせる歌詞に胸が熱くなる。
02LOVELESS WORLD (μ's)
鳴り響く雷鳴など、不気味なSEで幕を開けるナンバー。サウンドもヘヴィメタル・テイストを色濃く取り込んでおり、シリアスな世界観をさらに加速。“結ばれぬ運命”に翻弄され傷つく女心を、クールなヴォーカルで歌い上げる。
03タカラモノズ (μ's)
スマホアプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』のために制作されたパーティ・チューン。ブラスも交えつつ、裏打ちが軽快なスカコア風のサウンドが特長で、ポジティヴなサウンドに乗せて、夢へと向かう力強い決意を歌う。
04Paradise Live (μ's)
シンセのリフを軸に、ラテンやサンバといったダンサブルな雰囲気を取り入れたアップ・チューン。リフレインを多用した耳なじみのよい歌詞によって、スピード感はさらに加速。思わず声を上げたくなるシンプルなコーラスもキャッチー。
05それは僕たちの奇跡 (μ's)
TVアニメ『それは僕たちの奇跡』第2期オープニング主題歌。黒須克彦が作編曲を担当、疾走感あふれるカラフルなサウンドで突き進むアップ・チューン。メロディは美しくエモーショナルで、サビから入るアレンジに耳を掴まれる。
06だってだって噫無情 (μ's)
重心の低いハードなサウンドに、ピアノや琴のような音色を取り入れた和モノなアクセントが鮮やかな差し色を加えるアップ・チューン。悲しみに満ちたこの世界でも、出会えたことが喜び……と色気すら感じさせる詞と歌唱にドキッとさせられる。
07どんなときもずっと (μ's)
佐々木裕が作編曲を手掛けたTVアニメ『ラブライブ!』第2期エンディング主題歌。疾走感あるサウンドに長谷泰宏の手によるストリングスが彩る爽やかなアップ・チューン。大切な人をそっと見守るような、温かなメッセージが力を与えてくれる。
08COLORFUL VOICE (μ's)
変拍子の導入から、バカテクのギター・ソロや不思議なコードワークなどジェットコースターのように目まぐるしく展開するアレンジがユニークな高速チューン。タイトルどおりさまざまな色が登場するカラフルな歌詞も印象的で、担当カラーと合わせた歌唱など遊び心にニヤリ。
09ユメノトビラ (μ's)
アニメ第2期の第2〜3話ともリンクしたポップ・チューン。美しいピアノと高坂穂乃果(CV:新田恵海)による冒頭のフレーズから、夏を感じさせる爽やかなサウンドへと展開。“キボウ”を追いかけ走り続ければ、“ユメノトビラ”が現れるという前向きなメッセージを歌う。
10SENTIMENTAL StepS (μ's)
メトロノームとピアノによるイントロで幕を開けるミディアム・チューン。一緒にいることが日常な毎日から、卒業して大人になっていく未来を想像した歌詞が印象的。ユニゾン中心のサビは、どこか合唱曲風のイメージを抱かせる。
11Love wing bell (星空凛:飯田里穂、西木野真姫:Pile、小泉花陽:久保ユリカ、絢瀬絵里:南條愛乃、東條希:楠田亜衣奈、矢澤にこ:徳井青空)
2年生の3人をのぞいた6人が歌うファンタジックなミディアム・アップ。タイトルどおりのウェディング・ソングで、“あこがれの瞬間”を迎えた喜びに満ちた歌詞が胸に響く。ピアノや鐘の音を取り入れたサウンドも、歌詞の世界にぴったり。
12Dancing stars on me! (μ's)
トランシーでアグレッシヴなエレクトロ・サウンドで突き進むナンバー。単語の繰り返しを多く用いた歌詞を、それぞれ違うヴォーカルがとったパート割りがユニークだ。思わず手を上げ大きく振りたくなるようなサビのキャッチーさは格別。
13KiRa-KiRa Sensation! (μ's)
カラフルなサウンドで一気に駆け抜けるアップ・チューン。さまざまなことを乗り越えてきた道のりを振り返りながら、支えてくれた人への感謝を伝えるという彼女たちの想いをそのまま言葉にしたような歌詞が印象的。“夢は終わらない”の一節に胸が熱くなる。
14Happy maker! (μ's)
アニメ第2期最終話の挿入歌に起用。ギターのカッティングをはじめ、ダンサブルに弾けるポップ・チューン。明るい未来へと大きな希望を抱かせる応援ソングで、ソロ・パートは短めながらもそれぞれの個性を前面に出したヴォーカルが楽しい。
15Shangri-La Shower (μ's)
PS Vita『ラブライブ! School idol paradise』主題歌起用のダンス・チューン。細かいキメを用意しつつ、さまざまな装飾音で計算されつくした華やかなサウンドを構築。シンプルながらも胸に響く美しいメロディラインも秀逸だ。
16るてしキスキしてる (μ's)
やや強引な“回文タイトル”からは意表を突く、異国情緒を醸し出すミステリアスなサウンドが印象的なダンス・チューン。“さかさまのさかさまを見てごらん”というサビのフレーズは、アラビックなメロディもあいまって不思議な呪文のような魅力を放つ。
[Disc 3]
01永遠フレンズ (Printemps (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、小泉花陽:久保ユリカ))
μ's内のユニット、Printempsによる、ピアノが映える軽めのトラックに乗せた爽やかなテクノポップ・チューン。友達と一緒に過ごす時間は普通ではないから、もっと大事にしよう。シンプルなメッセージを軽快なメロディで歌い上げる。
02小夜啼鳥恋詩 (Printemps (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、小泉花陽:久保ユリカ))
穂乃果、ことり、花陽の3人によるユニット曲で、タイトルの読みは“ナイチンゲールラブソング”。90年代のJ-POPを思わせるサウンドを基調としたミディアム・アップで、ことりを中心としたやわらかくキュートなヴォーカルが映える。
03秋のあなたの空遠く (lily white (園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、東條希:楠田亜衣奈))
園田海未(CV:三森すずこ)、星空凛(CV:飯田里穂)、東條希(CV:楠田亜衣奈)によるユニット、lily Whiteの楽曲。同ユニットらしく歌謡曲調のアレンジが効いたナンバーだが、和モノなアクセントが新鮮。途中のセリフまで、徹底的に懐メロ風。
04ふたりハピネス (lily white (園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、東條希:楠田亜衣奈))
μ's内のミニ・ユニット、lily Whiteが歌うドリーミーなスロー・バラード。“見つめていたいの 毎日あなたを”という歌い出しから幸せモード全開のラヴ・ソングで、温かな胸のうちをやわらかなコーラスとサウンドに乗せて歌い上げる。
05冬がくれた予感 (BiBi (絢瀬絵里:南條愛乃、西木野真姫:Pile、矢澤にこ:徳井青空))
BiBi(絢瀬絵里、西木野真姫、矢澤にこ)が歌うR&B調のミディアム・アップ。アコギをサンプリングした儚げかつスタイリッシュなトラックは、冬の切ないラヴ・ソングにぴったり。自分から会いたいと云えばよかったと歌う大人びたヴォーカルも印象的だ。
06Trouble Busters (BiBi (絢瀬絵里:南條愛乃、西木野真姫:Pile、矢澤にこ:徳井青空))
μ'sのミニ・ユニット、BiBiによるトランシーなアップ・チューン。マイナーとメジャーを行き来するアレンジが新鮮だが、なによりも矢澤にこを中心とした自由奔放なヴォーカル&コーラス(合いの手)、そしてラップ・パートが耳に残る。
07僕らは今のなかで (LittleMore-Rock Mix) (μ's)
アニメ第1期オープニング・テーマのリミックス・ヴァージョン。“LittleMore-Rock Mix”の名のとおり、ドライヴ感全開のロック・アレンジで生まれ変わっており、疾走感とポップなメロディがより際立っている。
08No brand girls (GRP-Explosion Mix) (μ's)
軽快なギター・リフが印象的だったロック・チューンを、音数多めのエレクトロ・サウンドで再構築したリミックス・ヴァージョン。ハイパーなサウンドにより、BPMが上がっているかのような錯覚を受けるほどに疾走感が増している。
09START:DASH!! (Bitter-Sweet Mix) (μ's)
第3話挿入歌の全員歌唱ヴァージョンをリミックス。全体的な方向性こそ大きな変化はないものの、アコギを大々的に取り入れたサウンドは、まさに“Bitter-Sweet Mix”。エモーショナルなメロディが持つ魅力を最大限に引き出している。
10Wonderful Rush (Heavy-Rush Mix) (μ's)
5thシングルとして発表された軽快なロック・チューンを、原田篤(Arte Refact)がリミックス。“Hevey-Rush Mix”とはすなわち、超攻撃的なメタル・アレンジ。爽やかなメロディとのミスマッチがユニークだが、ラップ・パートは完璧。
11Music S.T.A.R.T!! (SKA-Feel Mix) (μ's)
アニメ第1期最終話とリンクする西木野真姫(CV:Pile)センター曲を、スカ・テイストでリアレンジ。グッとくる泣きのメロディを洪水のようなサウンドで引き立てた原曲とはうってかわって、行進曲にも似た軽さ全開のポップ感で包み込んでいる。
12Pure girls project (Super-Mondo Mix) (Printemps (高坂穂乃果:新田恵海、南ことり:内田彩、小泉花陽:久保ユリカ))
Printempsのユニット曲を、関野元規がリミックス。おとぎの国のようなキュートなサウンドが印象的だった原曲を、レトロゲーム的なチープなトラックで再構築。高坂穂乃果、南ことり、小泉花陽のロリっぽいヴォーカルが映える。
13Cutie Panther (Metal-Panther Mix) (BiBi (絢瀬絵里:南條愛乃、西木野真姫:Pile、矢澤にこ:徳井青空))
BiBiのユニット曲を高橋諒がリミックス。“Metal-Panther Mix”の名のとおり、トランシーだった原曲を殺傷能力の高いサウンドへと移行。意中の男性を狙う姿をヒョウにたとえた詞世界とはぴったりだ。
14微熱からMystery (TeKe-TeKe ELEKI Mix) (lily white (園田海未:三森すずこ、星空凛:飯田里穂、東條希:楠田亜衣奈))
lily whiteのユニット曲のリミックス・ヴァージョン。もともと懐メロっぽいアレンジが印象的な楽曲だったが、“テケテケギター”とともに、思い切ってその要素をギュッと濃縮。もちろん違和感はまったくなしで、80年代にタイムスリップしたかのようだ。