ミニ・レビュー
12枚目のシングル。表題曲は映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の主題歌としてJUJUのヒット曲をカヴァーしたもの。オリジナルよりもサウンドのカラフルさが増して、素直な歌いまわしのヴォーカルは可憐な味わい。ストリングスやアコースティックの取り入れ方が美しく、彼女たちのスタイルにぴったり。
ガイドコメント
2016年第1弾シングル。JUJUのカヴァーであるタイトル曲「やさしさで溢れるように」は岩田剛典(EXILE・三代目 J Soul Brothers)、高畑充希主演の映画『植物図鑑』の主題歌だ。
収録曲
01やさしさで溢れるように
2009年にJUJUが発表した名曲のカヴァー。オリジナルに忠実なアレンジが施されているが、JUJU版の魅力が女性の力強さだとしたら、こちらは女性の可憐さが際立ったヴォーカルで勝負。映画『植物図鑑 運命の恋,ひろいました』主題歌。
02紫陽花カレイドスコープ
YASUSHI WATANABEが作曲した、90's R&Bを思わせるスウィートなメロディと軽くリズムを刻むグルーヴが印象的。鷲尾伶菜の抜けの良いハイトーン・ヴォーカルがしとやかで女性らしい。紫陽花をあなたと私とを繋ぐ恋の架け橋に見立てたラヴ・ソングだ。
03太陽と向日葵 (ひまわり) (version2016)
2013年にリリースされた5thシングルの2016年ヴァージョン。“夏”をテーマにしたバラードで、つまびかれるギターの音色がノスタルジック。“抱きしめて 体温(ねつ)が 上がるくらいに”という大人びたセリフは鷲尾伶菜の落ち着いたヴォーカルに良く似合う。
04秋風のアンサー (version2016)
2014年にリリースされた8thシングルの2016年ヴァージョン。編曲を手がけたCarlos K.による伸びやかなストリングスと愛らしい鍵盤の音が、恋にゆれる乙女心を盛り上げる。鷲尾伶菜の歌声もしっとりとしている。
05やさしさで溢れるように (instrumental)