ミニ・レビュー
バッハ時代の様式を甦らせた「マタイ受難曲」としてアーノンクールの名を一躍世に知らしめた70年の録音。伝統的な解釈の重厚さとは無縁の軽やかさと生気あふれるリズム感はピリオド奏法が普及した現在でも聴きごたえ十分だ。合唱と独唱にはすべて男声を起用。
ガイドコメント
ニコラウス・アーノンクールとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスが1970年に録音したバッハの「マタイ受難曲」。本格的な古楽器による初の「マタイ受難曲」の録音であり、アーノンクールの音楽芸術が最初の完結を示した歴史的名盤である。
演奏
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 ウィーン少年合唱団員 トム・サトクリフ,ポール・エスウッド,ジェイムズ・ボウマン(C-T) クルト・エクヴィルツ,ナイジェル・ロジャーズ(T) カール・リッダーブッシュ,マックス・ファン・エグモント,ミヒャエル・ショッパー(BS) 他