ミニ・レビュー
“洋楽”“外タレ”といった言葉に、憧れの気分が含まれていた時代ならではの特異な歌謡曲のカタチだ。“カタコト歌謡曲”で育った団塊世代にはごく自然なものだったが、時を経て再確認すると、「夜霧よ今夜もありがとう」「ウナ・セラ・ディ東京」「恋のバカンス」など、作品としての完成度を思い知る。
収録曲
01白い色は恋人の色 (ベッツイ&クリス)
02夢みるシャンソン人形 (フランス・ギャル)
03夜霧よ今夜もありがとう (サンドラ・アレキサンドラ)
04エマニエル夫人 (アンヌ・アンデルセン)
05雨あがりのダウンタウン (アグネス・ラム)
06ポスター (マーガレット・アン)
07ブルーの雨 (ローラ・ボー)
08オー・シャンゼリゼ (ダニエル・ビダル)
09恋は不思議ね (エル&ギムギン)
10天使のいたずら (エミー・ジャクソン)
11エトランゼ・ロマネスク (ジューン・フランシス)
12バラ色の桜んぼの木と白い林檎の木 (イヴェット・ジロー)
13テクニカラー・クイーン (ジョニー・デイビス)
14ウナ・セラ・ディ東京 (ミルバ)
15愛のメッセージ (テレサ)
16いいじゃないの幸せならば (サンドラ・アレキサンドラ)
17雨に消えたあなた (カーン・リー)
18待ちくたびれた日曜日 (ヴィッキー)
19恋のバカンス (カテリーナ・ヴァレンテ)
20ヴァケイション (コニー・フランシス)