ミニ・レビュー
笛の音は日本の祭りに欠かせない音色として、我々の胸の奥に深くしみこんでいる。そんな篠笛を手に、さまざまな音とのコラボレーションのなかで自らの“音”を探し続けてきた篠笛奏者のデビュー・アルバム収録の12曲は、どれも懐かしく親しみやすいナンバーとなっている。
ガイドコメント
日本の伝統楽器を用いて自身の心を表現する篠笛奏者のメジャー1stアルバム。サウンドプロデューサーにはKOHKIを起用。現代に生きる人々の心に歌いかけるような音色が印象的だ。ゆず「雨のち晴レルヤ」のモチーフとなった「さくら色のワルツ」も収録。
収録曲
01明け風
02カナデウタ
03ふるさとの空よ
04散歩道
05虹の鼓動
06きみとみる月
07からつ曳山囃子 (ひきやまばやし) (せり囃子)
08オベールの祈り
09椰子の実
10望郷
11想
12さくら色のワルツ (ギターDuo ver.)