ミニ・レビュー
役者としても才能を発揮している石崎ひゅーいのサード・アルバム。魂のヴォーカルともいえる感情を振り絞るように歌う真摯なスタイルと生楽器を生かしたバンド・サウンドで、赤裸々なメッセージが真っすぐ伝わってくる。こんな世の中だけど生きるのも悪くないな、と思わせる「沈黙」は若者にぜひ聴いてもらいたい。
ガイドコメント
シンガー・ソングライター、石崎ひゅーいの、前作『花瓶の花』から約7ヵ月ぶりとなる3rdアルバム。シングル「ピノとアメリ」や、MINMIをゲスト・ヴォーカルに迎えた「敗者復活戦」などを収録している。
収録曲
01溺れかけた魚
02牧場で僕は迷子になって
03ダメ人間
04敗者復活戦
05傷心
06沈黙
07サヨナラワンダー
08ピノとアメリ
09お前は恋をしたことがあるか (ひゅーいソロヴァージョン)
10さよなら、東京メリーゴーランド
11アタラズモトオカラズ
12謝肉祭