ミニ・レビュー
貴重な音源の復刻のようだ。エネスコの振った演奏とは言っても、ことさら傑出したものと言えず、このヴァイオリニストを偲ぶ品であろう。ラインスドルフの組み合わせも理由がわからない。解説文も読みづらく、全体的にかなりディープなマニア向け復刻盤。
収録曲
01「牧神の午後」への前奏曲 (ドビュッシー)
02亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
03「ペレアスとメリザンド」〜糸を紡ぐ女 (フォーレ)
04詩曲op.25 (ショーソン)
05幻想序曲「ロメオとジュリエット」 (チャイコフスキー)
06「劇場支配人」序曲 (モーツァルト)
07「真夏の夜の夢」〜夜想曲 (メンデルスゾーン)
演奏
(1)〜(3)ジョルジュ・エネスコ指揮 シルバートーン交響楽団 (4)ジョルジュ・エネスコ(VN) サンフォート・シュルッセル(P) (5)〜(7)エーリヒ・ラインスドルフ指揮 シルバートーン交響楽団
録音
(1)〜(3)(5)〜(7)1948.〜50. (4)1930.