ミニ・レビュー
2007年から2015年まで首席指揮者を務めたゲルギエフにとって、ロンドン響のシェフとしての最後の演奏会(米国ニュージャージーでの客演)のライヴ録音。ロンドン響の機能性を得て、ゲルギエフが最も得意とする劇場の音楽を描く。ブロンフマンが強靭な音でバルトークの3番を弾き、華を添える。
収録曲
[Disc 1]
01バレエ組曲「中国の不思議な役人」op.19 (バルトーク)
02ピアノ協奏曲第3番ホ長調 (バルトーク)
[Disc 2]
01バレエ音楽「火の鳥」 (1910年版) (ストラヴィンスキー)
02バレエ組曲「ロミオとジュリエット」第2番op.64-1〜モンタギュー家とキャピュレット家 (プロコフィエフ)
演奏
ワレリー・ゲルギエフ指揮 ロンドン交響楽団 [1] (2)イェフィム・ブロンフマン(P)